50台だけ!BMW「コンセプト スカイトップ」がコンセプトカーそのままに限定生産される
BMWコンセプト スカイトップ(Concept Skytop)で、Z8や503などのクラシックモデルを彷彿とさせるデザインスタディを発表したが、このタルガトップモデルが50台限定で生産されることが正式に発表された!
おそらく、「8シリーズ」の中で最もエレガントな車だろう。この「コンセプト スカイトップ」と呼ばれる大型の高級クーペは、基本的に「8シリーズ」と共通しているのはAピラーだけという、新しい開発だ。
50台が顧客向けに製造される予定だ
しかし、まずは第一に。このコンセプトカーは、イタリアのコモ湖で開催されるクラシックカーの美の競演ともいえる「コンクール デレガンス ヴィラ デステ」で、ワンオフモデルとして初めて公開された。このイベントは年に一度開催され、興味深いスタディモデルやデザインコンセプトは、いつも展示されるクラシックカーの中に含まれている。ちなみに、2017年にコモ湖で発表された現行の「8シリーズ」のデザインスタディも同様だった。 しかし、「コンセプト ツーリング クーペ」などの過去のコンセプトカーとは異なり、少量生産シリーズとして発売するオプションを残した。合計50台が実際に納車される予定であるため、一部の顧客はこれを楽しみにすることができる。 しかし、限定生産にあまり興奮し過ぎないよう、ここで少し水を差しておこう。タルガトップモデルはすでに完売している。ただし、BMWは「スカイトップ」を顧客に販売した価格を明らかにしていない。
BMWコンセプト スカイトップは503やZ8を彷彿とさせる
「コンセプト スカイトップ」は、技術的な基盤を除いて、「8シリーズ」の生産モデルとは何の共通点もない。ボディ全体は、芸術作品を生み出すために、入念に手作業で製作された。
先細りのフロント部分は、2000年から2003年にかけて製造された「Z8」を彷彿とさせるものの、完全に再解釈されている。例えば、ヘッドライトは大幅に細くなり、ワイドなダブルキドニーグリルに追加のライトは存在しない。
さらに、少し想像力を働かせれば、外気取り入れ口は、2014年式の「メルセデスAMG GT」のフロントスカートグリルとエアインテークに施された、無煙炭のようなグレーカラーの塗装された支柱がフロントビューを完成させている。