ストロール「残り9周の時点でブレーキペダルに違和感を覚え、毎周悪化していった」:アストンマーティン F1第17戦決勝
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのランス・ストロールは19位でレースを終えた。ストロールはレースの終盤にブレーキのトラブルに見舞われリタイアしたが、完走扱いで19位となった。 【写真】2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP ランス・ストロール(アストンマーティン) ■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム) 決勝=19位DNF(45周/51周) 13番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード 1周目にツノダ(裕毅)と接触した時点で、僕のレースは終わったも同然だった。僕はインサイドに飛び込んだのだが、彼がドアを閉じ、タイヤがパンクしてピットに入らなければならなかった。彼がこっちを見ていたかどうかは、僕には何とも言えない。オープニングラップは誰もが激しく競り合っているから、どうしてもああいうことが起きるものだ。ただ、結果として僕は、それからレースの終わりまで、ずっと厳しい状況で戦うことを強いられた。 フィニッシュまであと9周というところで、ブレーキペダルに違和感を感じるようになり、それが周ごとに悪化していった。ここはリスクを取りたくないサーキットで、完全にポイント圏外だったこともあり、リタイアするのが合理的な判断だった。今回は悔しい週末になったけど、シンガポールを楽しみにしているよ。 [オートスポーツweb 2024年09月17日]