【F1】「コラピントがペレスの代役としてレッドブルに加入」昇格争いで英専門メディア報道
F1のRBに所属する角田裕毅(24)が候補に挙がる親チームのレッドブルの昇格争いで、フランコ・コラピント(21=ウィリアムズ)が最有力になっているとの見方が出てきた。 レッドブルでは第2ドライバーのセルジオ・ペレスの衰えが顕著で、来季に向けてドライバー交代を模索している。現状では姉妹チームのRBに所属する角田とリアム・ローソンが有力候補になっている。 そうした中で、英モータースポーツ専門メディア「ザ・レース」は「コラピントがペレスの代役としてレッドブルに加入」と報道。大穴として浮上していた〝神童〟コラピントの移籍が近づいていると指摘した。 まず同メディアは「ペレスは解雇されるかもしれないという報道にイラ立っているが、レッドブルはまさにそれを実行するつもりだ」と更迭は確定的と指摘。その上で代役候補の最新動向について「(アレクサンダー)アルボン(ウィリアムズ)と並んでコラピントが見せたパフォーマンスは注目を集めている。ザウバーとの交渉などもあったが、レッドブルの関心も確立している。レッドブルは、コラピントにとってグリッドに上がる最高のチャンスだ」と強調した。 そして、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表の見解も報道。「フランコはまた別のタレントだ。常に市場に注目し、物事がどのように発展しているかを注視している」と高く評価していることを伝えた。 こうした点を踏まえて同メディアは「最後の3レースの成績で実力が裏付けられれば、コラピントがレッドブル・レーシングに直接移籍する可能性もある」と抜てきするとの見方を示した。 ただ、交渉を進める上でネックになっている点も指摘。「ウィリアムズは現在、コラピントを放出するために多額の報酬を要求しているが、同チームが設定した金額は、レッドブルが支払う意思のある金額を超えているとみられている」と移籍金で大きな開きがあるとしている。 王者レッドブルへの昇格をめぐる争いはヒートアップする一方だ。
東スポWEB