道具や材料に「推し」関係。気づけば部屋からあふれる趣味グッズ…。片づけられない人はまずこの<三種>に分類すべし
◆お菓子作りの道具について ではまず、お菓子作りなどを趣味にもつ方から。 この手の趣味では、ボウルにゴムベラ、ハンドミキサーやフードプロセッサーなどなど、多くの道具が存在します。そして結果的に、作るもの別にさまざまな道具を揃えていることかと思います。 しかしよくよく聞いてみると、「道具を揃えて見たものの、ケーキは今も焼くけど、クッキーは子供が幼い頃1回作ったきり」など、やりたいお菓子や得意ジャンルはバラバラだったり。 この先、ケーキしか作るつもりがないあなたなら、少なくともクッキーの型を手放せそうですよね? そのような感じで、お菓子作りについては、まず、今後作るかもしれないもののジャンルやメニューをかためることをオススメします。それをもとに、必要な道具を厳選していきましょう。 そもそも、グラム別だとか、大きさ別とかで道具は無限に存在します。放っておくと、関連するアイテムがどんどん増えていきがちな分野ですのでご注意を。 コーヒーを趣味にしている人なども、多くの方はこだわりをお持ちで、ミルやポット、サーバーなど、いろいろな器具を手元に揃えている方が多いのでは。 ただ、こちらも料理と同じです。コーヒーの中でも「エスプレッソはまったく飲まない」などと判断し、使わないものから意識的に手放してみてはいかがでしょうか。
◆手芸の道具について 『婦人公論JP』の読者を想定して、次の例として考えてみたいのが、手芸です。 手芸も料理に負けず劣らず、様々な種類と道具がありますよね。 こちらも、片づけの考え方の基本は同じです。 「パッチワークは今後もやるけど、ビーズアクセサリー作りはやらない」といった感じで手掛けるジャンルを一考し、使わない材料を積極的に手放すことを考えてみてはいかがでしょうか。 なお、手放す際、同じ趣味の方に譲る方が多くいらっしゃいます。でも実は、その裏で「自分だって手放したかったのに!」「最新のものに買い替えたかったのに!」と、もらったことでストレスを感じている、なんて人もしばしば。 ですので、お相手の方が“ウェルカム状態”であることを確認できない限り、この手のものは処分も前向きに考えましょう。