これならきっと続く。楽しくランニングする36のアイデア【後編】(専門家が監修)
美しいビーチを走る
「東京近郊エリアだと、湘南海岸サイクリングロードはとても気持ちのいいコース。晴れていれば富士山を望むこともでき、江の島をゴールにすれば日帰りで温泉も楽しめます」(深野さん)。 「宮崎のトロピカルロードはアカウミガメの産卵地としても有名な美しい海とビーチに沿って、ランニングコースが設置されています。踏んでもあまり沈まない砂浜なので走りやすい。景色×波音×いろんなパターンの地面という、五感を刺激する組み合わせが楽しめます」(中野さん)。
ランニングコミュニティに参加してみる
一人で走ると続かないタイプなら、ランニングコミュニティに参加してみるのも手だ。 「東京・新宿のランニングショップ〈downbeat RUNNING〉では、毎週水曜にゆっくりペースで約5kmを走る無料のグループランが行われています。注目シューズの試し履きができるのもショップならではのお得感がある。 ファッションサイトのフイナムが主宰する〈フイナムランニングクラブ〉は、少し文化系な雰囲気。首都圏エリアのオシャレランナーから愛されています。不定期開催されるファンランからの飲みも人気です」(南井さん)。 「僕のLINE公式アカウントから参加できる〈Run-Fun会〉は、ランニング初心者の方でも楽に走れるフォームの習得を目指すことに特化したコミュニティ。月1度のリアルランニング会では、参加者同士の交流会が毎回盛り上がっています」(ゆう先生)。
恋活、出会いを兼ねる
「ランニングを通じて婚活ができるサイトもあり、〈社会人サークル NewDay〉は全国でイベントを開催しています」(渡邊さん)。 「私たちのランコミュニティには実は20~30代男性が少ないんです。若い男性はあまり積極的に参加しないので、口コミで広がればいいなと思います!」(〈ランニングと朝食〉女性メンバー)。 男子は臆せず足を運んでみよう。 取材・文/中野 慧 初出『Tarzan』No.874・2024年2月22日発売