これならきっと続く。楽しくランニングする36のアイデア【後編】(専門家が監修)
キョンシー走りをする
疲れ防止には腕を上げるといい。 「ペースダウンした際、キョンシーのように手を前に突き出すと肩甲骨の動きが良くなり、脚の動きが復活します」(南井さん)。 さらに、「両手の指を組んで手首を返して頭の上に上げると胸椎が伸展し上半身のポジションが改善します。またみぞおちを押して走ると腸腰筋が刺激されて脚が上がりやすくなり、上半身との連動性も向上します」(中野さん)。
ランで社会貢献する
近年認知が高まりつつあるのが、プロギング=走りながら町のゴミ拾いをすること。 「自分が暮らす町をきれいにしつつ、自らの健康も保つアクティビティです。湘南エリアなどローカルコミュニティが主催するもの、アディダス等ブランドがリードするものなどがあります」(南井さん)。 「1マイル走るごとに100円が緑の保全活動などに寄付される『グリーンマイレージプログラム』もおすすめ。ランニングはハマると自己完結しがちですが、自分のランニングで自分以外の何かに関われるのが面白いです」(上田さん)。
ランニング前後に自撮りする
「これからランを習慣化したいと思っているなら、始める前に鏡の前で全身を撮り、少し経ってからまた撮って体型の変化(腹筋が出てきた、ウェストラインが出てきたなど)を観察するのもいいと思います」(ゆう先生)。 ビフォー&アフターを目に見える形で記録することで、モチベーションの維持に役立てよう。
サウナ巡りをする
サウナ巡りもランニングに取り入れてみたい。 「サウナがある温浴施設を拠点に、荷物を置いて走って、帰ってきたら、サウナに入ります。友人の誘いで10年ほど前に始めました。最近ではいろいろな場所にいいサウナ施設が増えてきているので、出張先や旅行先でも応用できます。 海外だと、ベルリンマラソンの翌日にフィンランドでサウナに入ったり、ニューヨークシティマラソン完走後にマンハッタンのロシアンサウナに入ったりしました。サウナを探すのも旅の楽しみになっています」(上田さん)。