これならきっと続く。楽しくランニングする36のアイデア【後編】(専門家が監修)
個人指導を受けてみる
筋トレのパーソナルトレーニングはすっかり普及したが、ランニングにも同様のものは存在する。目標を立てて走りランニングに取り組むことで、ランニングが習慣になったり、モチベーションを維持しやすい。 「私が所属する〈Japanマラソンクラブ〉では個人向けランニング指導を行っています。初心者の方は姿勢、筋力、柔軟性などをチェックし、ストレッチのやり方や走り方の基本を習得してもらうことができます。 走れなかった時間や距離を走れるようになるなど成長を実感できるのもランニングの魅力の一つ。また、仲間と一緒に駅伝大会やリレーマラソンに出場するのもおすすめ。大会を完走した時の達成感もひとしおです」(深野さん)。
禁断の「ビールランニング」に踏み出す
お酒とランは混ぜるな危険? 実はベテランランナーたちの場合、そこまで禁欲的でなかったりもする。 「大阪城公園は大阪マラソンの発着地点で大阪のランナーが愛するランニングコースですが、天満、京橋、鶴橋といったB級グルメの聖地が至近距離にあります。走った後のビール&焼き肉、串カツ、お好み焼き…etc.は本当においしい」(南井さん)。 「Facebookで活動する〈横浜ビールランニングクラブ〉という気になるランコミュニティがあります」(渡邊さん)。 月に一度、横浜の街を走ったあとに参加者みんなでビールで祝杯を上げる恐るべき集団だ。他にも、走ったあとに飲み会を開催しているランコミュニティは少なくない。ぜひ一度、禁忌を破る楽しさを体験してみてはどうだろう。
夏フェスで走る
毎年夏に新潟・苗場で行われるロックフェス『フジロックフェスティバル』ではランイベント『フジロックラン』も開催されている。 「開場前の朝にゆっくり走ったり、さらには会場周辺のゴミ拾いをやる日もある。自分もフェスを作り上げている一人なんだということが実感でき、音楽を浴びる準備も万端になります」(上田さん)。
1マイルレースに出場する
大会に出てみたいけど、マラソンはちょっとハードルが高い。そんな人でも参加しやすいのが1マイルレース(1.6kmラン)。 「初心者も気軽に参加することができ、かつトップアスリートのダイナミックな走りを間近で見られるのも大きな魅力です」(上田さん)。 『TOKYO 1MILE』『北渋マイル』などがある。