天気がいいのに長靴はきたい2歳児vs保育士ママ、さすがの誘導に「素敵です」「出来てなかったと反省」
ある晴れた日、どうしても長靴を履いて保育園に行きたいと玄関でスタンバイする2歳の男の子。ところが、保育士歴10年のママが声をかけると、わずか数分で気持ちを切り替え、自ら靴を履き替える展開に! 動画内には、「イヤイヤ期」を攻略する4つのポイントが分かりやすく解説され、子育て世帯から称賛の声が寄せられている。投稿者のママに、イヤイヤ期の接し方について話を聞いた。 【画像】イヤイヤ2歳児を納得させた保育士ママの“神対応”一部始終
■「イヤイヤ期」の対応で重要なのは共感すること
――「イヤイヤ期」を迎えた3男くんとママのやりとり、とても興味深く拝見しました。切り替えに大事な4つのポイントはどれも分かりやすく、実践しやすいものばかりですが、なかでも特に大事なことを教えてください。 「できれば4つ全て試してほしいのですが、1つ選ぶとすると…一番大事なのは『共感する』でしょうか。忙しいなか、常に子どもの気持ちに寄り添うのは大変だと思うので、『〇〇だったの?』と声をかけるだけでも大丈夫です! そうすることによって子どもも『自分のことを分かってくれている』『やっぱりママ(パパ)は自分の味方なんだ』と感じ、話を聞こうという気持ちになれると思います」 ――逆に子どもの「イヤイヤ期」において「これはNG」「逆効果」と感じる対応はありますか? 「『鬼がくるよ』『お化けきちゃうよ』など、怖いもので脅すことはやめた方が良いかな、と思います。子どもは怖いからすぐにやりますし、即効性があって親も助かるのですが、この声かけだと、何でやらないといけないのか、何でだめなのか、ということが子どもに伝わりません」 ――困ったとき、つい口にしてしまいがちな文言です。 「気持ちはとってもよく分かるのですが、これは嘘をつくことにもなりますよね。最初はいいですが、子どもが嘘だと気づきはじめると、親への信頼も失われていきます。それよりも楽しいゴールや目標を作り、それに向かってやろう、と誘導した方が気持ちも上がるので、切り替えやすくなりますよ」