競泳・大橋悠依 29歳の誕生日に引退会見 「自分の経験を通して話していくことはできる」今後は後輩の指導へ
競泳・オリンピック2大会連続出場の大橋悠依選手(29)が18日、都内で現役引退会見を行い、「本当に幸せな大満足な競泳人生でした」と振り返りました。 【画像】笑顔で現役最後のレースを終えた大橋悠依選手 大橋選手は2021年の東京五輪で200m個人メドレー、400m個人メドレーで2冠を達成。今夏のパリ五輪は、200m個人メドレーで準決勝敗退でした。 東京大会の2冠は、日本競泳女子史上初の偉業。「誰しもが夢見ることを達成できた」と胸を張りました。 引退を決意したのは2023年の秋頃。パリ五輪を目指すにあたって冬のきつい練習を乗り越えるのは、“あと1回”だと思わないと頑張りきれないと決断の理由を明かしました。 会見には、恩師である東洋大学の平井伯昌監督も同席。「輝かしい競技生活でしたがこれからの人生もさらに輝けるように頑張ってください」と激励の言葉が送られました。 また、10月18日は29歳の誕生日。先輩の入江陵介さん(34)が誕生日ケーキと共に登場すると、刺さっているろうそくを見て「29歳なのか、もう...」と言葉を漏らし、入江さんから「来年には30歳ですよ」とつっこまれる場面も笑みを浮かべました。 今後はスポーツ栄養学を学ぶべく大学院に進学予定。さらに所属チームの特別コーチに就任し、後輩指導にあたるということです。「自分の経験を通して話していくことはできる。今後オリンピックに出場する、メダルを取る、金メダルに届くような選手を出していきたい」とコメントしました。