大阪府・吉村知事が定例会見4月6日(全文4完)橋下氏との法律顧問契約はお互いの合意で終了
本当にすごい改革をされた方
なので、またそういった意味ではすごいことをされたというふうに、実績のある改革をされたというふうに思っています。影響にあるかないかといえば、僕が政治家として活動する上で、これは大きな影響は受けているというふうにも思います。 ただ、だからといって何か国政政党、また地域政党、維新の会というのは、これは公党ですから、そういった意味では橋下さんの今の個々の発言に何かひも付くものでもないし、それをどう評価されるかというのは国民の皆さん、有権者の皆さんが評価されると思いますけど、われわれとしてはそういうふうに、とりわけ関連付けてるものでもない。ただ、僕自身は本当にすごい改革をされた方だというふうには思っています。なかなかできないですよ。できないことをされた方だと思っていますので、そういった意味では本当にすごいこと、すごい実績のある方だという認識です。ただ、今の何か政治活動とか方針とかっていうのは、大阪維新の会であれば僕が決めますし、日本維新の会であれば松井代表が決めるということだと思っています。それはみんなと議論しながら、組織で決めていくわけですけれども、最終的にはそれぞれの代表が責任を負うということだと思っています。 時事通信:ほかにございますでしょうか。
国政に挑戦する維新地方議員への思いを
朝日新聞:朝日新聞の新谷と申します。本日、日本維新の会の次の参院選への比例の候補者が公認発表されました。大阪市議お1人、大阪府議からもお1人、そして堺市議、皆さま大阪維新の会のメンバーだと思います。これまで地方議員としてされてきたと思うんですけれども、今回、国政に挑戦されるということで、それに対する大阪維新の会代表としての思いをお聞かせください。 吉村:それぞれこの間、地方行政、特に大阪の改革ということに直接携わってきたメンバーなので、ぜひ国政で頑張ってもらいたい、大暴れしてもらいたいというふうに思います。ただ、これからということにもなると思いますので、この大阪で培った経験をぜひ生かしてもらいたいというふうに思います。 朝日新聞:重ねて、すみません。そうしますと改革の重点を大阪維新の会としても、大阪、地元でやるよりも国で、国政の場でというふうに比重がやや移る面があるのでしょうか。 吉村:いや、それはないですよ。大阪のメンバー、たくさん、地方議員のメンバーで頑張ってますから、そのうちの今回3名、4名かな、3名ですね。大阪市、大阪府、堺から3名がそれぞれ出ますので。これは、国会議員というのは国のために尽くすのが国会議員の役割ですから、ぜひ国のために尽くしてもらいたい、そう思います。 朝日新聞:そうしますと党としては。 吉村:まず当選できるかどうか、ものすごい厳しい選挙なので分かりませんけれども、頑張ってもらいたいなというふうに僕は思ってます。 朝日新聞:個々人の方の国政に挑戦されたいかどうかという思いが一番大事だとは思いますが、党として狙い等はございますか。 吉村:いや、それぞれの個々人がやっぱり国に尽くしたいという思いで手を挙げられたというふうに思ってますし、それぞれの議会でもやっぱり改革活動してきましたから、それをぜひ国で発揮できるように頑張ってもらいたいと思います。大阪の改革というか、大阪の政治、これは大阪、僕自身も松井さんもそうですし、地方議員のメンバーでこれはやっていこうと。やっぱり国政でもまだまだ不十分なことも多くある中で頑張ってもらいたいなというふうに思います。まだこれからだと思いますけどね。参議院選挙、始まってないですから。 朝日新聞:ありがとうございます。 時事通信:ほかにご質問ありますでしょうか。日経さん、お願いします。