ゆとり先生の教育提言(6) 売り上げ減のご当地品を全国に! “高校生お中元プロジェクト”
JKnoteのメンバーはきびだんごを手作り紹介ペーパーと共に箱詰めし、発送しました。きびだんごを送った岡山県外の団体からは、それぞれの地域の名物が送られてきました。 JKnoteが受け取った各地の名物は以下の通りです。 ・静岡県富士宮市 「こけもも」のお菓子 ・岐阜県関市 鮎菓子、関牛乳サブレなど ・岐阜県飛騨高山市 岐阜県立飛騨高山高校園芸科が作った桃太郎トマト ・福井県鯖江市 鯖江の銘菓詰め合わせ(メガネ系多め) ・兵庫県芦屋市 芦屋のお洒落なお菓子 ・愛媛県西予市 西予市(野村町)の美味しいもの詰め合わせ
それぞれの名物を受け取った各地域の高校生は、まだ行ったことのない土地の様子を想像しながら食べ、その様子をインスタグラムやツイッターで投稿したり、動画を作ってYouTubeにアップしたりしました。 一通り「お中元」の交換が終わった8月下旬、「全国高校生オンライン会議」の場で「お中元プロジェクト報告会」を実施、あらためて食べ合った感想や、今回送ることができなかったけどオススメしたいものなどを話し合いました。
話題作りは◎ 地域経済を動かせるか?
高校生が地元の名物を送り、互いに発信しあう「全国高校生お中元プロジェクト」は企画した#おかやまJKnoteの地元岡山の地方新聞、テレビ局での紹介だけでなく、参加した他県の高校の地元新聞数社でも紙面に掲載され、話題作りとしては成功しました。 せっかく良い結果になったので1回限りのイベントにはしたくない、ということで、お中元シーズンにこだわらず、通年で、全国の高校生同士が地元のオススメ名物を送り発信し合う機会を作っています。プロジェクト名を「全国高校生スーベニアプロジェクト」、愛称を「JK-post」とし、参加団体それぞれのアカウントで発信している紹介投稿をまとめるホームページ(※関連リンク参照)を公開しました。 今後、紹介するだけでなく、高校生がオススメする地元名物を購入できる機能もつけることにより、高校生の発信力で地域経済が動く具体的なアクションになるのではと期待しています。