「初代レクサスNX」の素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない!
やばいポイント3「広大なトランクスペース」
レクサスNXは、設計段階からハイブリッド仕様を前提にしており、そのためトランクルームの底にバッテリー用のスペースが確保されている。ガソリン仕様では、この部分がサブトランクとして使われ、使用頻度の低いカー用品などを十分に収納できる。 筆者は写真撮影を仕事にしており、大型三脚やレフ板、ライティング用アンブレラ、スチール製脚立などをこの広いサブトランクに収納している。容量が豊富なため、大量の機材を積んでも後席には大人ふたりが快適に座れる。 ハイブリッド仕様では、トランクの底がバッテリーで占められてしまい、同じ収納スペースは確保できない。しかし、新型NXでもガソリン車は初代と同様に広大なサブトランクを備えており、その利便性は変わらない。
やばいポイント4「リーズナブルなレクサスワールド」
新型NXは当初、入手困難な状況が続いていたが、現在では納車までの期間が約3か月に短縮され、代替が進んだことにより、初代NXの中古車が豊富に流通している。 現在、軽自動車でも新車価格は200万円を超え、SUVは400万円以上が一般的となり、国産車の価格は上昇傾向にある。しかし、初代NXであれば、走行距離が1万km台の新古車に近い状態のものが300万円台で見つかる場合もある。 実際に試乗すれば、内外装の質感の高さや、運転時の気持ちよいフィーリングが感じられる。これらは現在でも高級車として十分に通用するレベルだ。レクサスの正規ディーラーやトヨタ系から購入する場合、整備や点検簿が確実で、保証体制もしっかりしており、安心して乗り続けることができる。 また、輸入車と比較して、ブレーキパッドの寿命が長く、元々の品質が高いため、車検費用などの維持費も予想以上に安く抑えられる。さらに、正規ディーラーでの対応は非常に丁寧で、中古車であってもオーナーが差別されることはなく、点検の待機中には、レクサス「オーナーズラウンジ」で快適に過ごしながらリモートワークをすることもできる。 つまり、手頃な価格で、レクサスならではの高級感やサービスを享受できるという点が大きな魅力となっている。