「無線給電」シューティングも!「タマゴ型デバイス」と一緒にエネルギーの可能性を探す2025年大阪・関西万博パビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」
電気事業連合会は、2025年4月より大阪にて開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展するパビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」の、具体的な展示構成・体験内容を発表した。 【写真】実物・パネル展示を通じてこれまでの体験を振り返る「ポストショー」 * * * * * * * ◆光ってふるえる「タマゴ型デバイス」 「電力館 可能性のタマゴたち」は、「エネルギーの可能性で未来を切り開き、いのち輝く社会の実現へ」をテーマに、未来における様々なエネルギーの可能性について、楽しく学ぶことができるパビリオン。建物は様々な形の平面で構成される「ボロノイ※構造」を採用した、タマゴ型の外観が特徴となっている。 パビリオンは「プレショー」「メインショー」「ポストショー」の3つのゾーンで構成されており、さらに中心となる「メインショー」は、未来を切り開くエネルギーの可能性を体験する「可能性エリア」と、それによって切り開かれるいのちの輝きを体験する「輝きエリア」の2つのエリアに別れている。 「電力館」の大きな特徴は「タマゴ型デバイス」だ。パビリオンに入った来館者は、様々な色に光る「タマゴ型デバイス」から好きなタマゴを一つ選び、首から掛けて館内を巡る。 このタマゴ型デバイスは、展示の内容や来館者の体験に連動して様々な色に光ったり、ふるえたりすることで、様々なエネルギーの可能性を探す来館者をサポート。 多彩な光り方とふるえ方で、展示内容や体験に応じた、約50パターンものふるまいを予定しているという。 また、このタマゴ型デバイスは、廃材を配合した電力館オリジナルの外装素材を使用。上部パーツに5%の卵の殻、下部パーツに15%のホタテの貝殻が配合されている。
◆たくさんの「エネルギーの可能性」を探す 未来における様々なエネルギーの可能性について、子どもをはじめ、すべての来館者に心躍る体験を提供するという「電力館」。 まず、導入となる「プレショー ~これから始まる体験の紹介~」のゾーンでは、映像とタマゴ型デバイスを連動させながら、〈たくさんの「エネルギーの可能性」を探す〉という、このパビリオンのテーマを紹介。 続いて「メインショー ~エネルギーの可能性の探索~」ゾーンの「可能性エリア」では、未来を切り開く可能性を持つ30のエネルギーについての展示が展開される。 モーションキャプチャーセンサーを使い、卓上に投影された原子核に見立てた光る球を、タマゴ型デバイスにくっつける「核融合」体験。 目の前に次々と映る家電や車など、電気で動くものに無線で電気を発射して動かす、シューティング型の「無線給電」体験。 その他、潮流発電、波力発電、宇宙太陽光発電、マグマ発電、コンクリート電池など、各エネルギーの特徴や面白さにフォーカスし、ゲーム要素も取り入れた楽しく新たな発見や驚きを体感できるエリアとなる。