【ビッグバン】ミドル級王者・高木覚清がTKO勝ち防衛で「次は負けそうな相手でもいい」
☆Super Bigbang 2024☆ 2024年12月1日(日)神奈川・横浜武道館 ▼第20試合 メインイベント第2試合 ミドル級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール 〇高木覚清(RIKIX/王者) TKO 3R 1分35秒 ※レフェリーストップ ×山崎陽一(KIKUCHI GYM/元Bigbangスーパーウェルター級王者/挑戦者) ※高木が初防衛に成功。 王者の高木は、23年12月に藤村大輔と対戦するも、藤村が偶然のバッティングで出血してドクターストップとなり、2Rまでの裁定となり判定勝利。今年3月に『ビッグバン・統一への道 其の48』でBigbangウェルター級王者の大輝に挑戦して、判定勝ちを収めて新王者となった。 ベテランの山崎は、サッカーのエリートから格闘家に転向した異色のキャリアを持つ。2010年10月からKrushに参戦し、佐藤嘉洋、中島弘貴、松倉信太郎ら強豪としのぎを削り、Krushの常連選手に。17年9月にBigbangスーパー・ウェルター級王座を獲得するも、18年9月の試合を最後に一時リングから離れたが、2022年3月に復帰した。今年10月のBigbangでは松下大紀に判定負けを喫している。 1R、高木はプレスをかけながら左フックで山崎を吹っ飛ばす。下がりながら山崎はカーフキックやフックを返すも、高木の圧が強い。高木はボディフック、三日月蹴りを叩き込む。山崎はパンチで反撃も、高木の猛攻を耐えるのが精一杯か。 2R、高木はボディ、カーフキック、右フックを顔面とラッシュをかける。山崎は左フックを飛び込みで放つもガードの上。すると高木は飛び右ヒザ蹴りを顔面へ入れて、山崎がダウン。立ち上がった山崎にパンチのラッシュをかける高木は、二度目のダウンを奪う。山崎が立ち上がったところでラウンド終了。 3R、一気に勝負をかける高木は、ボディ打ち、ヒザ蹴り、右のオーバーフックと畳み掛ける。粘っていた山崎だが、高木がカーフキックで崩して倒すとレフェリーが試合をストップした。 王座を守った高木は「応援来てくれてありがとうございます。メイン、面白くないですか? 谷山プロデューサー、次は負けそうな相手でもいいので、強い相手でも戦います。よろしくお願いします」と挨拶した。 【写真】高木の飛びヒザ蹴りが決まった瞬間
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