【新日本・WTL】ゲイブ&SANADAが2敗死守 別行動続くも「いいじゃないか。このまま行くぞ」
新日本プロレス2日高知大会の「ワールドタッグリーグ(WTL)」Aブロック公式戦で、「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」のゲイブ・キッド(27)、SANADA(36)組がアレックス・ゼイン38)、田口隆祐(45)組を下し、4勝目をあげた。 一触即発の空気を漂わせながらも優勝争いに加わり続ける2人が、優勝決定戦(8日、熊本)へまたさらに一歩前進した。開始早々に奇襲を仕掛けると、田口を孤立させて試合を優位に進めていく。 SANADAが田口の、ゲイブがゼインのオーマイ&ガーアンクルに捕獲されて反撃を許したものの、これを切り抜けると再び攻勢に。田口のケツイェを回避したSANADAは、シャイニングウィザードを発射。ラ・マヒストラルにも冷静に対応して3カウントを許さず、最後は急所攻撃からのデッドフォールで沈めて見せた。 これで4勝目となった2人だが、退場もバックステージも別行動と、いまだに足並みは揃っていない。それでもゲイブは「1勝2敗の時、俺はSANADAにいらだっていた。だが今はどうだ? 4勝2敗、いいじゃないか。このまま行くぞ」とパートナーの実力を認める発言。一方のSANADAはいつものように、ノーコメントで会場を後にした。
東スポWEB