大阪府・酒類提供は1グループ4人に緩和 百貨店などへの時短要請も午後9時までに
まん延防止の枠の中でどこまでできるか考えた
報道陣からは「人数制限を4人以内としたことの判断の理由は」という質問があった。 吉村知事はこれに対し「本来であればまん延防止措置を解除するかどうかという議論だったと思います。おそらく大阪府からまん延防止の延長申請をしなければ解除されてたと思います。まん延防止の枠の中で、どこまでできるかと考えた時に営業時間短縮は引き続きお願いしますが、原則2人を4人に、ただ申し訳ないけど時間は守っていただきたいと思います」と答えた。
大型商業施設の営業時間「少しずつ解除していくことで感染急拡大防ぐ」
また、大規模商業施設の営業時間を1時間延長して午後9時までとする判断の理由についても質問があった。 吉村知事は「まん延防止がはずれてきたら緩和されていくわけですが、まん延防止の枠の中でのお願いとなりますので、ここについても営業をしていくという意味でまだ不自由はあると思うんですが、少しずつ解除していくことで感染の急拡大を防ぎたいと思います」と答えていた。
「国の最終判断なのでそれに基づいて対応していく」
8月22日までという期間についてはどう考えているかという質問があった。 それに対し、吉村知事は「国から説明として聞いているのは、お盆の時期が重なってくると。お盆の時期における大きな人の移動による感染は防ぎたいということもあって、22日と判断したと国の最終判断なのでそれに基づいて対応していきたいと思っています」と述べていた。
先行解除するということについては考えてない
このほか「感染状況が悪化した場合、緊急事態宣言の発出を途中で要請するということはありうるのか」という質問があり、吉村知事は「感染状況によっては当然ありうると思っています」と答えた。 別の報道陣からは「今回の基本的対処方針で期間は22日までとなっていますが、ワクチンの普及や医療提供体制の負担具合で知事の判断で前倒し解除ができると思いますが、前倒しは考慮しているか」という質問もあった。 それに対して吉村知事は「現時点では、基本的対処方針にそう書いてあるのは十分認識してます、現時点でこうなれば前倒し、先行解除するということについては考えてないです」と述べた。