小池都知事が定例会見5月7日(全文2完)都内のECMOは全て60代以下に使用
まだ具体的に示せないのか
朝日新聞:例えば1週間平均の感染者数はこうなったらとか、そういうようなことまでは、まだ示すことはできないんですか。 小池:そうですね。いろんな指標もございます。それらも参考にしながら、また、専門家の方々のご意見なども伺いながら見ていく必要があろうかと思います。あとやはり都としてなすべきことの1つは医療提供体制を確実なものにしていくということで、病院、自宅、そしてホテルなどの宿泊療養、今、この3つのパターンで、ただ、それぞれ地区の医師会のバックアップを受けて往診をしてもらったりしているわけですね。ですからご自宅でもパルスオキシメーターであったり、そういった健康観察がしっかりできるようにしていくことによって、安心してその場にいていただく。 また、お1人の方などはそうやって、ご自宅の場合もありますし、また、最近はやはり家族内での感染がありますので、そういった方々については、時にはご家族そろって病院へ入ったり療養所に行っていただいたりと。また、自宅もありますけど、高齢者の方と住んでらっしゃる場合、それから小さいお子さん、いろんなケースがありますけども、そこは的確に保健師の皆さん、保健所の皆さんやフォローアップセンターのほうで判断をさせていただいて、そして医療崩壊を起こさないというのは一番大きなことであります。それはもう当然のこととして、これからもその体制をしっかりと守っていきたい、そう考えています。
1000平米超の施設に休業要請するということか
朝日新聞:もう1問は休業要請に関することなんですけれども、政府のほうでは今、議論として、大型の施設については休業要請をするというふうに前回なっていたものが、20時までにすると。それ以下の、1000平米以下の施設については協力の要請をすることもできるっていうふうに今回少し緩められているような形で話が進んでいるんですけれども、先ほどNHKの質問にも少しありましたけれども、緩める状況にあるっていうふうに考えていないっていうことは、もちろん知事は1000平米超の施設には休業要請はするし、それ以下の施設についても休業の協力要請を続けていく、こういう理解でいいですか。 小池:今そこを検討しているところです。 朝日新聞:ありがとうございました。