小池都知事が定例会見5月7日(全文2完)都内のECMOは全て60代以下に使用
感染状況がどうあれ開催する決意か
東京新聞:東京新聞の小倉です。よろしくお願いします。五輪の関連で伺います。先ほどコー会長との会談で、知事からは、さまざまな課題があるけれども大会をなんとしても成功させていくと、そういうご発言がありました。今、都内の感染、収束が見えずに、開催の不安の声が増しています。米国でも開催に否定的な報道が相次いでいるようです。確認なんですけれども、知事ご自身としては夏に感染が悪化していても、たとえ感染状況がどのようであっても開催するんだという不退転の決意をお持ちなんでしょうか。よろしくお願いします。 小池:まず安心・安全な大会が開けるように、まさに今その努力を東京都とし、また国、組織委員会と共にその対応策を講じているところであります。そして今回もIOCとファイザーとの間で覚書が交わされたように、日本国内のみならず海外の選手の方へのワクチン接種のためのワクチンが確保できるというようなことで、世界のそういったアスリートに対しての対応ということを考えて進められているということであります。安全・安心な大会が開けるように努力を重ねていきたい、このように考えています。
予約システム中断への受け止めを
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。医療従事者向けのワクチン接種の予約システムについて伺いたいんですけれども、開始早々、中断されてしまって、ウェブでの予約ですね、中断されてしまいまして、電話のみになりまして、11日に復旧予定ということなんですけれども、もう開始早々そのような、システムが中断されてしまったことに対する受け止めと、電話予約の際に、医療従事者の方の中には、数千回電話をしてようやくつながったと思ったら、もう今日の分は終了しましたというような内容だったということを、声を上げている方もいらっしゃいまして、今後の体制づくり、何か検討されていることがありましたら教えてください。 小池:このシステムの不具合について皆さんにご迷惑を掛けたことについては誠に申し訳なく思います。そして来週の11日に、もう一度、再スタートということになります。これはシステムダウンというよりも、バグがあったということでありまして、そこを早急に改善しているということであります。その分、電話の回線を確保して、35回線から50回線、そしてさらにそれを倍にしようということで進めてまいったところであります。一方で、システムの改善ということが見込めるということで、皆さま方には、このシステムを通じた形でのご予約がいただけるものと、こう考えております。 今回、デジタルサービス局なども、途中からですけれども、バックアップに入って、ちょうど時期が違ったもので、そのバックアップに入ってもらって、そして医療従事者の皆さんこそが、しっかりとワクチン接種がスムーズに受けられるように、皆さん、来週からそういう形になりますので、システムを通じてのご予約ということも進めていただければというふうに思います。じゃあ。あと、東京さん? ごめん、こっち。