大乱世の一年をおトクに駆け抜ける「激安底値カレンダー2025」トラ!トラ!トラ!ver.
中国製品はたっぷり買うとして、国産で何かお買い得の大物はありませんか? 「ドーンと大きくおトクを味わいたいなら、まずオススメしたいのが新世代4K液晶テレビですね。有機ELの画質に押されて人気下降気味だった液晶テレビ陣営ですが、新技術の『ミニLED&量子ドット』採用で、有機ELに迫る漆黒表現と高彩度を手に入れました。 まだまだ値段は高止まりの感があったのですが、アメリカで人気のTCLやハイセンスといった中国メーカー製品が関税強化で行き場を失い、一気に処分価格で日本市場へ大量輸入されます。これに引きずられるように、国内メーカーの製品も相対的に価格が下落するでしょう。 最大の買い時はズバリ、6月に本格化する夏のボーナス商戦! タマ数の多い65インチクラスを例に取れば、TCLなら発売時24万円の『65C755』が底値10万円での攻防。国産メーカーでは、発売時41万円の東芝『REGZA 65X8900L』が15万円前後まで下がるはず。どちらを選んでも超おトク! ちなみに、同じ理由でアンドロイドのスマートフォンも各社、一気に値を下げると予想されています。機種交換時期の人には大チャンスです!」(じつはた氏) これはうれしい! そして、最後にもう1点。25年は、電気自動車(EV)の中古車の価格が爆下がりすると予想されているらしい。某大手中古車ディーラーの買い取り部長D氏にじっくりと話を聞こう。 「25年は、EVの基幹技術であるバッテリーが、従来のリチウムイオンバッテリーから、より安全で容量が大きい次世代の全固体電池へといよいよ切り替わり始める年になりそうです。 EVは購入に際して国や都道府県の高額な補助金を受けられる代わりに、3~4年間の保有義務期間を課せられています。そのため、義務期間が終わると売却するユーザーは必ず一定数います。 その一方で、新しいもの好きのユーザーや新たにEVへの乗り換えを考えている人の多くは、わざわざ現行バッテリー搭載の中古EVを買おうとはせず、全固体搭載モデルを待つ。結果、状態のいい中古EVが市場にダブつくと予想されている――そんなわけです。 旧式といってもバカにはできません。例えば日産『リーフ』の場合、メーカーが発表している電池寿命は『8年・走行距離16万㎞』。多くの中古車はまだまだ十分な電池寿命を持っています。そんな優良な中古EVが、車両価格20万円(支払い総額40万円)前後でかなり選び放題になりそうなんです! 値は張っても全固体電池の新型モデルを待つか、10年に1度の技術革新のタイミングを利用して逆に安い現行モデル中古車を買うか。十分検討に値する選択肢ではないでしょうか?」 これで25年もワクワクな買い物ライフを送れること間違いなし。それでは皆さん、また1年後にお会いしましょう! 取材・文/近兼拓史&本誌激安探求団 写真/時事通信社