【株主優待】インフレでも「いつでも割引」を使ってお得に!常に値引き価格でお買い物できる銘柄5選
「物価高」と言われ、スーパーマーケットでも、商品が高くていつも予算オーバーに……。そんな悩みを解決する「株主優待」もあります。それは、「いつでも割引」になる「株主優待カード」がもらえる銘柄。ドラッグストアや全国チェーンのスーパーマーケット、デパートまで、株主優待で常に割引価格でお買い物して、インフレ時の強い味方になってもらいましょう。※株価は12月26日終値 【写真】サツドラホールディングスの株主優待カード * * * * * * * ◆「株主優待」でもらったカードを提示すると割引になる銘柄 たとえば、良品計画(7453※)(株価3,558円、最低投資額35万5,800円)の「株主優待」は、100株でシェアホルダーカードがもらえます。権利月は2月と8月。このシェアホルダーカードを無印良品の店頭で見せると7%割引になります。ファンも多い無印良品で「いつでも7%割引」で商品を買えるわけです。 ※証券コード…証券取引所に上場する企業に割り振られる識別コードです。従来は数字のみの4桁で構成されていましたが、2024年1月以降に新規上場した企業には、数字だけでなく英文字も入ったコードが設定されるようになっています。 また、北海道本社のドラッグストア、サツドラホールディングス(3544)(株価809円、最低投資額8万900円)の「株主優待」は、100株で「2点」選べます。2024年の「株主優待」では、選べる商品の中に、お店で見せると5%オフになる「株主優待カード」もありました。 サツドラ(サッポロドラッグストアー)の店舗は北海道に多く、道外では沖縄県に3店舗のみ。使える人は限られますが、それでも10万円以内(約8万円)で購入できるため、近くにお店がある人や、旅行で北海道・沖縄へ行く人は使えるのではないでしょうか。 権利日は5月15日、年1回です。 ドラッグストアで、このような割引できるカードを「株主優待」にしている企業はサツドラホールディングスだけではありません。北陸を中心に展開するドラッグストア、クスリのアオキホールディングス(3549)(株価3,251円、最低投資額32万5,100円)もそのひとつ。 いくつかの選択肢の中から「株主優待カード」が選べ、100株なら3%割引、300株なら5%割引、3,000株なら7%割引と割引率は上がっていきます。ほかの「株主優待」としてVisaギフトカードや地方名産品も選べますが、クスリのアオキでの利用額が多い人は、薬はもちろんのこと、日用品、飲料なども割引で買えるので、きっと魅力を感じることでしょう。 同じくドラッグストアチェーン店のツルハホールディングス(3391)(株価8,090円、最低投資額80万9,000円)では100株で「株主優待カード」5%割引がもらえます。 また、「株主優待カード」のほか、100株なら2,500円分のギフト券、長期保有(3年以上)で1,000円分のギフト券ももらえます。ツルハホールディングスのいいところは、「お客様感謝デー(5%割引)」でも「株主優待」の割引ができることです。 ツルハグループの「くすりの福太郎」では、9日、19日、29日の「ふくちゃんDAY!」がお得で、ポイント会員の10%割引に加えて、「株主優待」での5%割引も使えます。利用日までこだわると二重のお得を受けられるというわけです。 そして、有名企業で外せないのはイオン(8267)(株価3,683円、最低投資額36万8,300円)で、「株主優待」はオーナーズカードです。 このオーナーズカードは半年ごとに、100万円までの利用額に応じたキャッシュバックが受けられ、100株は3%、500株は4%、1,000株は5%、3,000株は7%。極端な例ですが、上限額100万円使えば3万円~7万円分が受け取れます。キャッシュバックのほか、WAON POINTでのポイントバックも選べます。