【40代、50代 痩せたい人へのおすすめ食材、それは牛乳】次世代牛乳は骨が弱くなりがちな更年期世代におすすめ。特にダイエット中は、カルシウム不足に注意!<簡単牛乳レシピつき>
自己流ダイエット食で2年間かけて21kgの減量を達成した編集部のギリコ(50代)。「牛乳は太る」という思い込みから、牛乳を避けてきたが、実は「健康的に痩せる」には積極的にとったほうがいい、心強い味方だということを知り驚愕。そこで普段の料理に牛乳を手軽に取り入れる方法を、人気のミルク料理研究家に教えてもらった。
閉経前後にいちばんダメージを受けやすい体のパーツ、それは骨
小山:こんにちは。管理栄養士でミルク料理研究家の小山浩子です。ギリコさんはダイエットをもう2年も継続中とのことですが、カルシウムは意識してとっていますか? ギリコ:していません(きっぱり)。実は自慢じゃないですが、50数年生きてきて、いまだに骨折したとか骨にひびが入ったという経験がないんです。だから「私の骨は丈夫」と自負しているので、カルシウムを意識する必要がこれまでなかったんです。 小山:それは意識を変えないとまずいですよ。骨の丈夫さに自信がある人も、今後はどうなるかわかりません。 なぜかというと、更年期世代とも呼ばれる50代は、「もう一度体をつくり直していく年代」。子どもの頃、つまり成長期と同様にカルシウム摂取が重要です。なぜかというと閉経すると女性ホルモンが急激に減るからです。 女性ホルモンは骨の健康を守る働きを持っているので、閉経して女性ホルモンが減れば骨が弱くなる、というのは聞いたことがあるでしょう?「骨が弱くなる=骨粗しょう症になりやすくなる」ので、閉経後はカルシウムを意識して摂る必要があるんです。 ギリコ:でも努力に応じて体形がどんどん変わっていくダイエットと違い、骨活って、その成果が普段の生活で、目に見えてわかることではないので、やりがいが得にくいというか…。頑張って骨を丈夫にしようっていう気には、なかなかなれないです。 小山:では、これを聞くと気持ちが変わるのでは?実はカルシウムには脂肪燃焼効果が期待できるんですよ。ですから、特にダイエット中は積極的にカルシウム摂取を意識したほうが効果的なんです。 ギリコ:カルシウムがダイエットに効果的とは…! それならば、積極的にカルシウムをとろうっていう気持ちになれます(真剣)。