【40代、50代 痩せたい人へのおすすめ食材、それは牛乳】次世代牛乳は骨が弱くなりがちな更年期世代におすすめ。特にダイエット中は、カルシウム不足に注意!<簡単牛乳レシピつき>
牛乳に含まれるカルシウムは吸収効率がいい!
小山:でも、しっかりとりたい大切な栄養素だというのに、残念なことにカルシウムはとても吸収の悪い栄養素なんです。なので、体内にしっかりと取り込まれて、効率よく利用されるためには他の栄養素のサポートが必要になります。 ギリコ:他の栄養素って? 小山:まずはタンパク質です。カルシウムはタンパク質と一緒に吸収されます。ほうれん草や小松菜などの青菜にもカルシウムが多いといわれていますが、これらは吸収率がかなり低いので、効率の面では牛乳には及びません。 ギリコ:牛乳ってすごくよくできた食品なんですね。 小山:そうなんです。それと、骨の材料はカルシウムということは、皆さんたいていご存じなのですが、正しく言うと、骨は「カルシウムとタンパク質」でできています。たとえるならコンクリートのビル。骨組みを作るのがカルシウムで、その間を埋めるコンクリートの役割をするのがタンパク質です。 ギリコ:ダイエットにも骨の健康にも欠かせないカルシウムとタンパク質、どちらも豊富な牛乳は、骨が弱くなっていく更年期世代で、しかもダイエット真っ只中の私のような者には、おすすめの食材ということですね。 小山:そのとおり! さらに牛乳には、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや乳糖までもが含まれているので、ますます頼もしい存在ですよね。 ギリコ:骨の健康を維持しながら、ダイエットを継続していくには、牛乳が欠かせないことはよくわかりました。とはいえ、そのまま飲むとなると1日どれくらい飲まないといけないのでしょうか?それに、毎日、牛乳をごくごく飲むというのは、長続きはできないかも。 小山:そこでおすすめなのが、水の代わりにミルクを料理に使う「ミル活料理法」です。 ギリコ:料理、ですか…。年齢とともに体力が衰え、家事、特に日々の食事の支度が面倒くさくて苦行でしかない私でも、大丈夫でしょうか。 小山:超簡単な「とろとろミルク豆腐」なら絶対に大丈夫! だって、いうなれば湯豆腐を作る際の水を牛乳に替えただけですから。