音のない世界で言葉の壁を超えた対話を楽しむ『ダイアログ・イン・サイレンス』が竹芝で開催中
『ダイアログ・イン・サイレンス~静けさの中の対話~』が2025年3月16日まで東京・竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」で開催されている。 【写真】イベントの様子 『ダイアログ・イン・サイレンス』はこれまでに世界で100万人以上、日本では2万人以上が体験したソーシャルエンターテイメント。参加者は聴覚障害のあるアテンドのもと、音のない世界で顔の表情や身振り・手振りを用い、想像力と表現力を駆使してさまざまなアクティビティーに挑戦する。音や声を使わずにコミュニケーションをとることで使う言語が異なる人同士であっても言葉の壁を超えた交流が深まるとのこと。 プログラムの最後にはジェスチャーや手話、筆談などさまざまな方法で体験中に生まれた気づきや発見について対話を行なう場も提供。ある新聞社の調査では親子で行きたいエンターテイメントとしてディズニーランドを抜いて評価されているという。また企業内のチームビルディングにも効果を発揮しているとのこと。 今回の『ダイアログ・イン・サイレンス~静けさの中の対話~』では、2025年に日本で初開催される、聴覚障害者のための世界規模の総合スポーツ競技大会であるデフリンピックに向けた社会気運醸成および、人と人とのコミュニケーションについて改めて考えるきっかけを創出するという。