【2024年版】 今こそ行きたい、秋の絶景 ~九州・沖縄篇~
◆宮崎県
◆えびの高原の紅葉 「えびの高原」は、霧島連山の標高1,200メートルの位置にある自然豊かな高原。「霧島錦江湾国立公園」の北部にあり、「六観音御池」「不動池」「白紫池」などの火山湖や「韓国岳」など、見どころ豊富な人気観光スポットだ。 紅葉の名所としても有名で、秋になると六観音御池周辺では、自生するミズナラ、カエデが色づき、コバルトブルーの水面に紅葉のパッチワークが映し出される。 現在は「硫黄山」の火山活動が活発化し、不動池周辺など立ち入り禁止区域が設けられているので、最新の火山情報をチェックしてから出かけよう。 「えびの高原」からすぐの「えびのエコミュージアムセンター」では、霧島連山の自然や生態系を、映像や写真、模型などを使ってわかりやすく紹介。出発前にハイキングの情報や無料のコースガイドを手に入れられる。 えびの高原の紅葉(えびのこうげんのこうよう) 所在地 宮崎県えびの市
◆鹿児島県
◆曽木の滝公園 自然公園内にある滝幅210メートル、高さ12メートルと日本一の大きさを誇る曽木の滝は、「東洋のナイアガラ」と言われるほど、圧巻の迫力を誇る。 曽木の滝がある伊佐市は気温差が大きい内陸にあるため、秋になると、色鮮やかな紅葉を楽しむことができる。紅葉したモミジやイチョウの葉が滝水の流れに浮かび上がる様子は、ついつい写真を撮りたくなる見事な光景だ。 滝展望台があり、曽木の滝の全体を見渡すこともできる。春には桜やツツジが楽しめ、夏には水量が多くなり迫力がアップした姿を見られる。滝の周辺には観光スポットも多い。冬の朝は、霧がかかった姿を見られることもある。 ※見ごろの時期:11月下旬~12月上旬 曽木の滝公園(そぎのたきこうえん) 所在地 鹿児島県伊佐市大口宮人628-41
◆沖縄県
◆ブーゲンビレア 沖縄では各地でさまざまなトロピカルフラワーが見られるが、太陽の日差しを浴びて輝くブーゲンビレアは、南国を象徴する花の一つ。ブーゲンビレアは丈夫で長期間開花する熱帯花木で、鮮やかな色合いが青海や青空に美しく映える。 沖縄では年間を通して見ることができるが、花の色が濃く、最もきれいに開花する秋に楽しむのがおすすめだ。 ブーゲンビレアは、南米原産のオシロイバナ科の低木、またはツル性植物で、同属は18種の原種が知られている。1760年代にフランスの植物学者フィリベルト・コマーソンが、ブラジルのリオデジャネイロで最初に発見した。ブーゲンビレアの名前は、彼の友人である船員のルイス・デ・ブーゲンビルに由来する。 見ごろの時期:通常の開花期は10~4月ごろ ブーゲンビレア 所在地 沖縄県内各地
CREA編集部