ガジェット好きで「3万円超」のワイヤレスイヤホンもいくつか持っています。妻に「1個で大丈夫じゃない?」と言われましたが、これからは1個を長く使うべきでしょうか? 耐用年数はどれくらいですか?
音楽好きの人にとって、今やマストなツールになりつつある「ワイヤレスイヤホン」。ただ、製品(機種)の違いや使い方によってバッテリーの持ちが変わってくる場合があります。 ワイヤレスイヤホンをなるべく長く使用するなら、長持ちする機種を選んだり長持ちする使い方を徹底したりする、といった工夫が必要です。 本記事ではワイヤレスイヤホンの一般的な寿命と、寿命を延ばす方法、寿命が長い製品の見極め方などを解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
ワイヤレスイヤホンの寿命は平均で2~3年
ワイヤレスイヤホンの充電による電気代は、家計を左右するほど大きなものではありません。ワイヤレスイヤホンに関して節約の観点から重要になるのは、その「バッテリー」です。当然ですが、バッテリーが長持ちするほど、ワイヤレスイヤホンは長く使え、コスパが良く経済的です。 ワイヤレスイヤホンの寿命(耐用年数)は、一般的には2~3年と言われています。 ワイヤレスイヤホンは、有線のイヤホンと違って、内蔵のバッテリーで駆動しており、バッテリーの寿命イコールワイヤレスイヤホンの寿命と言っても過言ではないでしょう。バッテリーの寿命は、機種の違いだけでなく普段の使い方によっても変わってくる点に注意が必要です。
ワイヤレスイヤホンのバッテリーを長持ちさせるコツ
ワイヤレスイヤホンをできるだけ長く使用するためには、以下のポイントに気を付けましょう。 ●過剰に充電を繰り返さない ●湿度が低い環境で使用する ●使用していないときは専用ケースにしまう ●定期的に掃除をする ●バッテリーの持ちが良い機種を選ぶ まず、充電して使用するガジェット全般にいえることですが、過剰に充電することは避けましょう。リチウムイオン電池は、充電が100%あるいは0%の状態で放置すると劣化を早めるため、適度な充電にとどめることで寿命を延ばせる可能性があります。 また、リチウムイオン電池は湿気やホコリに弱く、高温・高湿度やホコリが舞うなかで使用すると故障や劣化の原因になります。湿度が高い日やホコリが多い場所では使用せず、ホコリがたまらないように定期的に掃除をしましょう。 また、機種によってバッテリーの持ち時間が異なるため、高額でもバッテリーの持ちが良い商品を選ぶことでかえって節約になる可能性があります。 例えば、Ankerの「soundcore Liberty 4」の充電ケースのバッテリー容量は「500ミリアンペアアワー」です。一方、同じAnkerの「Soundcore Life P3」のバッテリー容量は「800ミリアンペアアワー」です。大きな容量を持つ後者のほうが充電頻度は減り、バッテリーが長持ちする可能性があるでしょう。 価格を見ると、前者が1万4990円(2024年12月25日時点)、後者が8990円(同時点)となっており、その差は6000円程度あり、バッテリーの持ちが後者のほうが良いことで長く使うことができ、後者のほうが価格差以上に割安に利用できる可能性があります。