アドゥワ誠 自己最多7勝ならず 広島カープ 連敗も なんとか首位キープ(9月4日)
6年ぶりのリーグ優勝を目指す広島カープは、横浜でDeNAと戦っていますが、3日は、先発・森下暢仁 で完敗。チームに勢いを取り戻すためにも連敗するわけにはいきません。 【写真を見る】アドゥワ誠 自己最多7勝ならず 広島カープ 連敗も なんとか首位キープ(9月4日) ■9月4日(水)DeNA vs. 広島(横浜スタジアム) 2位・巨人との首位争いは、試合前の時点で0.5ゲーム差。カープは、DeNAに勝たなければ首位陥落の可能性がある大事な試合が続きます。 マウンドには今シーズン、6勝を挙げている アドゥワ誠 。13日ぶりの先発です。1回、いきなりランナーを背負うと、連打を浴びて先制点を奪われます。 最少失点で踏みとどまりたいアドゥワでしたが、3番・佐野恵太 には初球をライトへのタイムリーヒットとされ、あっさり2点目を献上します。これが、最近10試合で54得点をたたき出しているDeNA打線の勢いなのか…。 さらに1アウト・ランナー2塁・1塁のピンチで6番・宮﨑敏郎 。打球の勢いと裏腹に首位争いのドキドキ感が急速にしぼんでいくスリーランホームラン。リードを5点に広げられます。 ガッカリしているひまはないカープは、2回、先頭の選手会長・堂林翔太 。ジャクソンの151キロのストレートを見切ってフォアボール。さらに、続く 矢野雅哉 が、持ち味の粘りを発揮して、9球目をセンターに運んでチャンスを拡大します。 たたみかけたいところなのに矢野がけん制に飛び出してしまいます。…が、ここでも粘っていると、DeNAの 牧秀悟 が悪送球。ミスを見逃さないのが、ことしのカープ。その間に堂林がホームを陥れて、まず1点を返します。 その後、2アウト・ランナー3塁・1塁と再びチャンスを作って2番・野間峻祥 がバッターボックスへ。首位キープのために追加点がほしいところでしたが、セカンドフライに倒れ、反撃はここまで。 この後、1点を追加され、カープはあえなく連敗となりました。しかし、巨人も負けたため、なんとか首位はキープしています。 (DeNA 5-1 広島 ヤクルト 3‐0 巨人)
中国放送