EURO2024でスペインと激闘演じたドイツ代表も2026W杯の優勝候補? ナーゲルスマン体制で狙う頂点「ドイツVSスペインは大会最高のゲームだった」
元代表監督レーヴも期待
今夏に自国開催でのEURO2024を戦ったドイツ代表は、準々決勝でスペイン代表に延長戦の末敗れた。次なる目標となるのは、2026ワールドカップだ。 代表監督として初めてメジャートーナメントを戦ったユリアン・ナーゲルスマンは、2026ワールドカップ制覇への野心を示している。EUROはベスト8敗退となったが、ドイツを撃破したスペインはそのままEUROを制している。ホームアドバンテージがあったとはいえ、そのスペインと互角に戦ったドイツにも2026ワールドカップで頂点を狙うチャンスはあると言える。 独『Kicker』によると、長くドイツ代表を指揮して2014ワールドカップ制覇も成し遂げたヨアヒム・レーヴも2年後のドイツ代表に期待をかけている。 「大会が終われば、新たな旅が始まる。個人的に、ワールドカップを目標と宣言するのは良いことだと思う。特にドイツはEUROでトップチーム相手に戦えていたからね。ドイツVSスペインは大会最高のゲームだったと思う」 気になる点があるとすれば、世代交代だ。EURO2024ではトニ・クロースが限定復帰したが、大会終了とともに現役を引退。攻撃をリードするバイエルンMFジャマール・ムシアラ、レヴァークーゼンMFフロリアン・ヴィルツは若手だが、それ以外の選手は中堅からベテラン組で構成されていた。2年後のワールドカップへ新戦力を融合させていく必要があり、ナーゲルスマンがどのようにチームを変えていくのか注目される。
構成/ザ・ワールド編集部