大阪市・松井市長が定例会見6月17日(全文1)接種辞退職員リスト作成は大問題
会場に行くのがしんどい高齢者をフォローするのか
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下です。高齢者のワクチン接種についてお聞きします。大規模接種会場のほうで空きがあって、それを64歳以下に進めていくというのは、これは接種を早めるとか、それからワクチンを無駄にしないとかっていう観点から重要やと思うんですけれども、一方で、この14日から、生野区ですけれども、まちと地域団体と、それから。 松井:うん? 大阪日日新聞:まちですね、地域。地域と、それからまちづくり団体ですね。が、協力して、あと有志のお医者さん、看護師さんと一緒に、福祉会館なんかで接種、希望を募られて始められたんですね。これが6月で12回やられて、2回目は7月なんですけども、1000人ぐらいすぐ希望者が集まって、それを進められると。ちょっとそれだけじゃ足らんので第2回というのは、接種の2回目じゃなくて新たに2回、別途受けられる方、これを集めようかというのを考えられているところなんです。つまり大規模接種会場には、行くのはちょっとしんどいけれども、そういう小学校区といいますか、福祉会館なんかやったら行きたいというお年寄りがかなりたくさんいらっしゃるということやと思います。ここの辺りをフォローしていかないと、希望してなくて接種会場に行ってないっていうのと、ちょっとごっちゃになるといけないなと思ってまして。その辺、行政としてフォローしていかれるというようなお考えはありませんでしょうか。 松井:接種会場をもっと広げていきたいという思いは持ってますけれども、接種会場を設置するためには会場だけではなくて、そこで接種の業務を行っていただく、一番はやっぱりドクター、お医者さん、それから看護師さん、薬剤師さん、歯科医、このマンパワーがセットになって初めてできることですから、今われわれに協力をいただいているその専門職の皆さんのフル動員をかける形でやれているのが今の集団接種会場の規模です。特に医師会の皆さんは個別接種で、もう今の時点で1700カ所という、診療所で個別接種の場所を広げていっていただいていますので、ちょっとこのマンパワー見合いでさらにという、分散しながら地域での接種会場を設けていくというのは非常に今、困難な状況だということです。