大阪市・松井市長が定例会見6月17日(全文1)接種辞退職員リスト作成は大問題
短期間で一気に対象を拡大した理由は
朝日放送テレビ:ABCテレビです。1件目についてお尋ねします。先日のワクチン接種推進本部会議で、予約枠に空きがあれば、基礎疾患のある方であったり高齢者施設などで働かれる方に、ある一定の条件を決めて、21日以降に推進を進めるという方針を決定されていましたが、今回、それから短期間で一気にこの対象を拡大したという理由をあらためてまた教えていただけますでしょうか。 松井:6月の16日に、58歳から64歳までの方に接種券を発送して以降、これ順次、先ほども申し上げました、接種券の発送の年齢層を引き下げていますが、市民からの予約を受け付けたあとでも相当に余裕があるという現状の状況を踏まえ、インテックス大阪の会場のキャパをフル活用して、より早く、できるだけ多くの方に接種をしていただくために、対象者の条件を付けずに、接種券が到着した方から接種いただけるようにいたしました。対象拡大以降も余裕枠を活用するなどして市の教員や職員に対する接種は行っていきます。予約状況次第というところがあります、ここは。 朝日放送テレビ:さらにこの2件目についてお伺いします。午前と午後の時間帯に分けられるこの地域というのは、どのような方法で分けられる予定なのか、その理由も併せて教えていただけますでしょうか。 松井:この時間帯を今回分けるに当たっては、これまでの収集時間っていうのを基本にしまして、市民からの要望の多い、カラス被害といった散乱ごみの対策が必要なこういう地域などを午前中に収集できるようにするもので、焼却工場等への輸送効率などを、これを見ながら区分けをしたということです。 司会:次の質問をお受けします。毎日放送さん。
飲食店の酒類提供をどう考えているのか
毎日放送:MBSです。国のほうで、まん延防止等重点措置が適用された場合に酒類の提供は7時までということで、ただ、首長に基本的には一任するという考え方を示されてます。決定権、最終的には大阪府のほうにあると思うんですけれども、市長として国がこういった指針示してきてる中で、この飲食店の酒類の提供についてはあらためてどうやって考えていらっしゃいますでしょうか。 松井:これはもう僕ずっと言ってきたように、あくまでもご協力をいただいてるわけなんで、そのご協力いただいている根拠っていうのは感染の状況ですよ。だから今は感染が右肩下がりに、ゼロはありませんけども、感染状況が下がってきている現状なんで。であれば、やはり本来はそういう、商売は自由にできることは、これは全ての国民の皆さんに与えられた権利なわけですから、だから感染拡大が低くなってきた、そして各病院の医療の体制もある程度、ベッド数に空きが出てきたと、そういう状況であれば本来自由に営業ができるという、そういう形に少しずつでも規制を緩和していくのは当然だと、こう思っています。 司会:次の質問をお受けします。毎日新聞さん。