「取られて負けたら俺のせいだよな」 金メダルを獲得したフェンシング男子フルーレ団体メンバー 決勝の舞台の思いを明かす
◇パリオリンピック2024 フェンシング男子フルーレ団体 決勝(大会10日目=現地時間4日、グランパレ) 【画像】金メダルを獲得したフェンシング男子フルーレ団体メンバー フェンシング男子フルーレ団体で初めて金メダルを獲得した日本。メダル授与式後、首から金メダルを下げインタビューに答えました。 現役慶応大生で20歳の飯村一輝選手は決勝の大舞台を「メダルっていうのを意識しすぎずに、自分のプレー、自分たちのプレーを変えずにやり抜くことができれば、それは必然的に金メダルに近づくなって実感していた」とコメント。「最後までやり抜くことができたのは最終的には太田(雄貴)さんの銀メダルを超えることにもつながったし、ものすごく良い経験になりました」と北京オリンピック男子フルーレ個人で銀メダルを獲得した太田雄貴さんの名前をあげました。 キャプテンの松山恭助選手は「本当にやり遂げたんだ」と実感すると敷根崇裕選手は「なかなか男子フルーレが報われないなって感じながら、今回は最高のメダルをとれたので、やっと報われた」とこれまでのフェンシング界の苦悩を話しました。 また第8試合に今大会初めての試合となったリザーブの永野雄大選手は決勝の大舞台、34-35と日本が1ポイントリードしている接戦の場面に登場。連続ポイントを奪い34-40と差を広げて戻ると満面の笑みを見せていました。「『取られて負けたら俺のせいだよな』って笑ってました」と大舞台の大事な場面でも楽しみながら戦っていたことも明かしました。