エンジンかけたままの車に要注意!⇒水谷さるころさんの注意喚起に戦慄「物騒な世の中だもんね…」
子どもにとっても大人にとっても、“危険”はいたるところに存在する。イラストレーター・マンガ家の水谷さるころさん(@m_salucoro)が投稿したマンガ「車に気をつけて」が注目を集めています。 【マンガ】エンジンがかかったままの車に注意! 息子に登校の付き添いを頼まれた水谷さるころさん。見守っていると、息子はエンジンをかけたまま停車している車の横を通りすぎました。 さるころさんはすぐさま息子を呼び戻し、 「ドアが開いて中に引き込まれたら終わりよ」 「普通のドアの車も進行方向にドアを開けられたら危ないからね」 と、車に乗った人物に拉致される可能性があると説明すると、息子は青ざめたそうです。 水谷さるころさんはマンガとともに、「スモークガラス、スライドドア、エンジンかけたままのバンとかほんと怖いんで横を歩くのやめてほしい。年齢性別関係なく、近寄らないほうがいいと思います。私も近くを歩きたくないです」とコメントしています。 投稿に対しコメント欄には、「子どもが小学生の頃、お巡りさんのセーフティ教室で習いました!」「絵で子どもに伝えやすい」と共感や感謝の声が多数寄せられました。 ハフポスト日本版は、水谷さるころさんさんにマンガを描いた背景などを聞きました。 ――今回のマンガを描こうと思ったきっかけ、マンガに込めた想いについて教えてください。 その日、本当に近所に「怪しい車」が停まっていて、子どもが無防備にその横を歩いているのでゾッとして描きました。一緒に歩いていても「あの車は怪しいよ」などと言う機会はあまりないので、ある意味いい機会だったので息子に話をしました。 あと私は子どもが生まれてからずっと「日記」としてブログにマンガを描いているのですが、最近小学生の息子の同級生がそのブログを読んでいるそうです。息子の友達にも注意喚起しようと思って描きました。 ――大きな反響が寄せられています。 怖いなと思ったのは、自分や知人が「これでさらわれそうになった」「さらわれたことがある」という経験談を寄せてくださった方がとても多かったことです。ただ、犯罪は昔からありますので「日本が危ない国になった」というコメントには違和感を覚えています。 私は、自身が中学生のときに自転車走行中に、無理やり車に止められて怖い目にあった経験もマンガに描いています。日本は世界の中では安全な国だと思いますが、昔から女性や子どもを狙った犯罪は身近にあるので、子どもに警戒するべきポイントを教えたりする必要はあるなと思っています。 もしも、本人が被害に合わなくてもそういうことがあると知ることが、いつか誰かを救えるかもしれません。子どもに人の悪意や危険を教えることで、自分自身や周りの人が被害にあわないようにしてもらいたいと思っています。 水谷さるころさんの最新著作は『子どもにキレちゃう夫をなんとかしたい!』(2022年12月7日発売、幻冬舎)。「コロナ禍の密室育児で家庭内で不機嫌を撒き散らしたり子どもにキレたり手を挙げることが多くなった夫をカウンセリングに連れて行って問題解決するマンガです。ぜひ読んでみてください」と話しています。