立憲・泉健太新代表が会見(全文1)国民への発信が弱くなっていたのではないか
白紙の状態から協議が始まるという認識か
産経新聞:すいません、産経新聞の沢田と申します。よろしくお願いします。共産党との関係でちょっと確認させていただきたいんですけども、先ほど単に継続ということではなくとおっしゃったんですが、共産党側は衆議院の任期中は生きているという認識を言われていますが、代表としては一度白紙になっていて、そこから再スタートといいますか、協議が始まるという認識なんでしょうか。また、協議を始めるとしたらいつごろを念頭に入れていらっしゃいますでしょうか。 泉:共産党との協議? 産経新聞:はい。共産党などとの協議ですね。失礼しました。 泉:先ほど、すいません、衆議院の任期? 産経新聞:小池書記局長は衆議院で公約なので、衆議院の任期中は生きているという認識をきのうの記者会見で発表されています。代表としては単に継続ということではないとおっしゃったので、いったん白紙にして、そこからまたリスタートといいますか、そういう形を取られるということなんでしょうか。 泉:われわれとしては白紙も何も、前回の総選挙に向けて交わしたものという理解をしておりまして、現時点で何かが存在しているということではないのかなと思っています。われわれとしては、やはり党の総括、そして再生、ここを今、目指しているというところですので、現時点で何かが存在しているという考えはやっぱりないですね。 産経新聞:その辺ももしかしたら、枝野代表にもお伺いをしてみたいなと思いますけれど。 司会:じゃあどうぞ。
国民民主との付き合い方が変わってくるのか
ビデオニュース・ドットコム:すいません、ビデオニュースの神保です。一方で、泉さんは国民民主党の出身でいらっしゃるということもあって、国民との今後の付き合い方というのが、今後変わってくるのかどうか、今までの枝野体制とは変わってくるのかどうか。 同じくくりで今、連合の話されましたけれども、立憲民主党が一時、政権を取ったときと今の最大の違いはやはり無党派層というものからの支持を集められていない点にあると思うんですが、連合依存が続く限りはなかなかそこが、両立が難しいんじゃないかという指摘もある中で、今、連合とは仲良くしていくっていうお話がありましたが、そことの、連合との付き合い方、それからいかにして無党派層のほうにこれから支持を広げていくかというお考えについて、ちょっとそこ、泉さんなりのもし今、考えていることがあればお願いします。 泉:無党派からの支持っていうのはやはりそれぞれ地域でわれわれ政治活動していく中で、ちゃんと無党派にまさにアプローチをしなければ、雲をつかむように支持が集まるわけではないというか、やはりリアルにちゃんとアプローチをしていくということの積み重ねだと思っておりますので、連合と無党派うんぬんというのはそんなに関連性のある話ではないのかなと。 私はもう1つ思うのは、それは連合さんに限らず、やはり政治家、あるいは国会議員、自治体議員、さまざまなところに支持者を持つということが非常に大事でして、どこどこだけということで勝利できるんであれば、それでよいのかもしれませんけれども、さまざまな広範な支持層をつくっておくことの努力をもっとしなきゃいけない。