立憲・泉健太新代表が会見(全文1)国民への発信が弱くなっていたのではないか
国民民主党さんとは自然体で臨んでいきたい
私は、ですから連合さんに限らず、やはり立憲民主党、気を付けねばならないのは、この間さまざま他党との協力関係を模索してここまできているわけですが、例えば比例区の票の、選挙区の票との差を見ると、やはり立憲民主党の活動ということで浸透ができていなかったり、取り組みが進んでいなかったりしたところはあったんではないかと。なんにせよやはりちゃんと党としての政策や運動というものがまず確立されなければいけないというところから出発をしたいなと思います。 国民民主党さんとは基本的に自然体で臨んでいきたいと。すぐに何か離れるもなければ近づくもなければ、当然、例えば国民民主党側から見ても代表が代わったからといって、立憲民主党とじゃあくっつきましょうとか、そういう話でもないんじゃないかと思いますので、当然、相手のあることですから各党ごあいさつにもお伺いをして、今後やれるところは一緒にやっていきましょうねというお話はあるかもしれませんけれども、やはり内容としてわれわれ立憲民主党が掲げる政策と合致するもの、そういうものについて一緒にやっていくということになるのかなと思います。 司会:続いてそれではNHKの【サカイ 00:11:48】さん、それからフリーの安積さんの順でお願いします。
新代表に選出されたことへの受け止めを
NHK:NHKのサカイです。よろしくお願いします。あらためてになるんですけども、新代表に選出されたお受け止めと、これから泉新代表の下で立憲民主党をどのような党にしていきたいのかお聞かせください。 泉:そうですね、おそらく全国的にはそれは枝野代表に比べれば知名度がない代表ですので、これからその知名度を高めていかなければいけないというふうに思いますけれども、立憲民主党の立て直しということで言えば、やはりこれまでさまざまな立憲民主党としての国会活動を行ってくる中で、常に自民党と戦っている政党、これは間違いはないんですが、やはり根本にはというか原点には国民の皆さまに何をお届けするかということが大事であると思っていますので、ともすれば自民党のほうばっかり見てしまって、対抗してしまって、国民の側に対する説明、発信、こういうものが弱くなっていたのではないかという思いも持っていますので、立憲民主党の政策、立憲民主党の考え方を多くの国民の皆さまに理解をしていただいて、味方を増やしていくというか共感していただける方を増やしていくと、そういうことが重要じゃないのかなと思います。 司会:じゃあ次。