「アイドル記者」がまさかの「系列またぎ」、世界最高峰の舞台で伝えたいことは…清司麗菜の#skatelife
世界最高峰の舞台に
スケートボードを始めたころ、私は心配されることばかりだった。ケガをすればアイドルの仕事に支障が出るんじゃないか、ファンの方々にご心配をおかけしないか、スケーターからは「話題づくりでやっている」と思われるんじゃないか――。
でもここまでスケボーに携わって、こうして、いろんな選手に思いをはせられるようになった。一人一人の姿や、カッコいい滑り、実際に会ったときの表情がふと浮かぶほどに。
確かにスケーターとして、トップレベルには私はいない。だけど、多くのスケーターの方々と顔を合わせ、一緒に過ごしてきた時間は私にとって宝物だ。SLSに出場しない一般のスケーターも含めて、関わってきてくれたすべての人が、今の私を作ってくれた。スケボーシーンに温かく迎え入れてもらった。
いろんな人に支えられて私も世界最高峰の舞台に立つ。文字で、声で、映像で、スケボーの魅力を伝えることができるようになった。その時に私はどんな言葉を紡ぐだろう。私だけの言葉で、スケボーへの愛を語れれば、これ以上ない、と思う。
プロフィル
清司麗菜(せいじ・れいな)
NGT48の1期生。埼玉県出身。「バイトAKB」として2014年にアイドルのキャリアをスタートさせ、2016年にNGT48に加入。全国スケートボード施設連絡協議会アンバサダー。趣味はスケボーのほか、歌うこと、筋トレ。Instagramは「@reinaseiji」、X(旧Twitter)は「@official_seiji」。