倖田來未、コブクロ、スガシカオらが城ホールで「大阪MUSIC LOVER」関係者「再びエンタメ楽しむきっかけを」
大阪ゆかりのアーティストらが「なじみの曲」を
新型コロナウイルス感染症の拡大により影響を受けた文化芸術を楽しむ場を作り、多くの府民、市民に文化芸術に親しんでもらおうと、大阪府・大阪市・大阪文化芸術創出事業実行委員会は17、18の両日、大阪城ホールで「大阪MUSIC LOVER ~Road to 2025~」を行う。関係者は「大阪ゆかりのアーティストになじみの曲を歌ってもらい、多くの人たちと共感し、再びエンタメを楽しんでもらうきっかけを作ることができれば」と話している。 【拡大写真】純白のドレスに通天閣や大阪の街のプロジェクションマッピングという演出で熱唱する倖田來未
行政主体で珍しいライブ企画、複数の事務所も協力して実現
大阪MUSIC LOVERは、大阪府や大阪市、大阪商工会議所などにより構成される文化芸術創出事業実行委員会が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、依然として厳しい状況が続くライブをゆっくり楽しんもらおうと企画された。 「コロナの影響でライブなどにも人が出てきにくい状況が続いています。しっかり感染対策を行った上でもう一度人を戻し、音楽に癒される場を提供したい。行政主体でこうした取り組みは珍しいでしょうが、エンタメの街・大阪が引っ張っていければ」と語るのは、大阪市経済戦略局長の岡本圭司さん。複数の事務所の協力も得て、大阪城ホールでの開催が決まった。
感染対策を万全にして実施
しかし、コロナ禍での大規模会場でのライブとなれば、感染対策は万全の状況で行わなければならない。 そのため同委員会では、ワクチン接種済証、またはPCR検査等の結果(陰性)通知などの提示を求めるという。 また、会場内でのマスク着用、入場時の手指消毒、検温、大阪コロナ追跡システムへの登録を呼びかけていく。
瑛人、CHEMISTRY、flumpool、清水翔太、BEGIN、AIらが出演
趣旨に賛同し、出演するアーティストは17日が瑛人、CHEMISTRY、コブクロ、スガシカオ、flumpool。18日がAI、倖田來未、清水翔太、BEGINという豪華な顔ぶれだ。
関係者「誰もが知っている曲を歌ってください」とお願い
「大阪にゆかりのあるアーティストさんにも来ていただきますが『誰もが知っている曲を歌ってください』と直接お願いしました」と話すのは先の岡本局長。 誰もが知る、いわゆる「なじみの曲」を歌ってもらうことにより、見に来た人に「この曲を聴けたー」と共感してもらうことも、そのねらいだ。 例として倖田來未は「愛のうた」を披露することが決まっているという。
「またエンタメを楽しんでね」という場を提供したい
岡本局長は「来ていただく方に安心してもらえるよう感染対策を行った上で『またエンタメを楽しんでね』という場を、音楽だけでなく様々な場で提供したい。そんな思いでチケットも4400円に設定しました」と力強く話していた。 大阪MUSIC LOVERの詳細は同公式サイトで確認できる。