夢みるアドレセンスから山口はのん、山下彩耶が卒業 新メンバーオーディションも
“夢アド”の愛称で親しまれるアイドルグループ「夢みるアドレセンス」の山口はのん(22)、山下彩耶(19)が卒業することを所属事務所が5日発表した。また体調不良により活動休止中だった石森晶乃は本人の申し出により5日付けで脱退、芸能界を引退するという。今後グループはどうなるのか。
グループは新陳代謝を続け今後も活動
発表によると山口と山下は27日に新宿ReNYで行われるワンマンライブをもってグループを卒業する。2人とも芸能活動は今後も続けるという。また昨年オーディションで加入した石森は体調不良で6月から活動を休止していたが残念ながら引退ということになった。 今後夢アドは鳴海寿莉亜(23)、白川蘭珠(19)、日比谷聖來(24)、万里川かれん(19)の4人体制となるが近日中にメンバーを増員するという。
所属事務所に話を聞くと「夢アドは新陳代謝を続けながら活動を継続します。最近は新規のファンも多く残るメンバーもやる気にあふれていますので、前を向いて進んでいきたいと考えており、近々オーディションを始める予定で準備中です。スタッフも一新し、メンバーを増員して来春から8月の10周年に向けて不退転の気持ちで臨みます」とのことだ。 またやはり体調不良で11月に一定期間の休養を発表した万里川かれんについては現在一時的にライブ出演が難しい体調にあり、医師と打ち合わせながら復帰に向けて休養中という。 夢みるアドレセンスは2012年、ティーン向けファッション誌のモデルを中心に結成されたアイドルグループ。その後メンバーの卒業など体制の変更はたびたびあったが19年12月に大幅な刷新があった。今回卒業する2期メンバーの山口と山下に加えて、新たに3期メンバーとして鳴海、白川が加入し4人体制で再出発。その後20年12月のオーディションを経て日比谷、万里川、今回引退を発表した石森が4期メンバーとして加わり7人体制となっていた。 コロナ禍となりアイドル界もライブイベントなどの収益面で大きな影響を受け、解散するグループも少なくない。そんな中、来年10周年を迎える夢みるアドレセンスがどう舵をとっていくか注目したい。 (文・志和浩司)