4月から国家資格化の日本語教師、薄給と激務、非正規雇用、高齢化の実態 #生活危機
それでも4月からの受講生はかなり多く、注目の高まりを実感しているそうだ。 「共生社会の共通言語は日本語なんです。この国で暮らす外国人には日本語を話せるようになってほしいし、それを担う日本語教師という仕事には誇りを持っていいんじゃないかと思います」 制度そのものは始まったばかりだ。国家資格を取得した日本語教師を、たとえば技能実習生の受け入れ企業や、小中学校、地域の日本語教室などに配置していく動きが、これから広がっていけばと期待しているという。 「日本語教師全体で、国家資格をどう運用し、育てていくかを考えていかなくてはと思っています」 こう語る現場の教師たちのモチベーションを高めるようなサポートを、文科省には期待したい。