アンカーのソーラーパネル搭載「防犯カメラ」首振り&AI追尾上位モデルを設置レビュー
住宅の防犯対策として、テレビでも話題の防犯カメラ。「自宅の防犯対策を整えたいけど、あまり知らないブランドの製品を導入するのも心配」という人も多いですよね。そんな人に向けて、定番のアンカーからWi-Fi接続で簡単に使える防犯カメラ3機種をお借りした連続レビュー。前回のソーラー&センサーライト一体型に引き続き、今回はソーラーパネル一体型で完全ワイヤレス仕様、高性能なAI検知機能まで搭載した上位モデルのAnker「Eufy SoloCam S340」をレビューします。 【Anker「Eufy SoloCam S340」の首振り機能をアプリで操作する様子】 &GPで過去にレビューした屋外の電源付きの環境向けのTP-Link「Tapo C320WS」、そして今回レビューするモデルの直接のライバルにあたるであろうTP-Link「Tapo C425 KIT」の存在を頭に入れつつ(今もすべて稼働中で我が家の安全を監視しています)、さらに防犯カメラを1台追加してレビューしていきます。 Anker「Eufy SoloCam S340」は、首振り機能を搭載したソーラーパネル一体型の完全ワイヤレス防犯カメラです。屋外への防犯カメラ導入、最初のハードルは電源の確保なので、公式には「日照2時間でフル充電を維持可能」を謳う大型ソーラーパネル搭載の本機は真っ先に検討したくなるモデルのひとつ。防犯カメラとしても最上位モデルなので、AI検知対応で人や車両の識別、画質面でも最大8倍ズームとなるデュアルカメラ搭載のハイエンドモデルにあたります。 今回、そんなアンカーの防犯カメラ設置に選んだ場所は…。実は前回までの記事で門や庭、駐車場など防犯上めぼしい位置をカバーしてるのですが、製品比較の意味も込めてTP-Link「Tapo C320WS」が設置済みのバルコニーの、さらに高い位置にあたる物干し竿を設定。手すりなら屋外コンセントで電源が取れたけれど、この高い位置はソーラーパネルでないと設置しづらい位置になります。 東~南向きで直射日光が十分に当たる上に、家のアプローチから敷地の門、庭まで全体を見渡せます。Anker「Eufy SoloCam S340」は首振り対応で水平方向360°、垂直方向70°で調整可能という仕様も考えると、これまでにない範囲をカバーする理想的な位置です。 カメラの固定方法ですが、正式にはやはり同梱されているブラケットを壁に打ち込み。ただし、ブラケットは穴が開いた一般的なタイプなので、DIYなどの工夫もしやすくなっていて、今回は結束バンドを通して物干し竿に固定しました。カメラ本体とソーラーパネル一体で、ブラケットによる設置が可能。これは過去にレビューしたTP-Link「Tapo C425 KIT」に並び、高い設置汎用性になります。 それではAnker「Eufy SoloCam S340」を防犯カメラとして運用してみましょう。