アンカーのソーラーパネル搭載「防犯カメラ」首振り&AI追尾上位モデルを設置レビュー
ハイエンド防犯カメラだが、夜間の検出精度には少々問題あり
Anker「Eufy SoloCam S340」を設置してテストしてみましたが、自分で取り付けできる防犯カメラとしては、やはりハイエンドの仕様。デュアルカメラによる切り替え、首振りとAIトラッキングなど、先進機能が満載。バッテリー運用もできて言うことなし、と思いきや、夜間の動体検出が弱い点は残念と言わざるをえません。 それから課題は価格にもあります。直販価格で2万4990円という値段は、これまでに紹介してきた防犯カメラよりもちょっとお高め。アプリを操作してカスタマイズしている時に「1台で首振りして広い範囲をカバーするよりも、1万円程度の安いカメラを2台付けた方が録画も画角カバーも安心なのでは?」と考えてしまいました。 そうそう、バルコニーに防犯カメラを設置後の活用法として、防犯だけでなく宅配便などの来客時に配送トラックらしき音が聞こえた時点でアプリから屋外の様子を伺うような活用法もありそうです。訪問販売などもインターホンなしにチェックできますよ。 アンカーの防犯カメラ3機種を借りた連続レビュー。次回は2台のカメラと録画ビデオを家庭内のホームサーバーに保存できる「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit」をテストしていきます。夜間の動作検知の問題も、引き続き検証します。
<取材・文/折原一也 撮影協力/アンカー・ジャパン>