まな板や、木製カトラリーって「いつ交換すべき」? 雑菌が繁殖して怖いことに...? 意外と知らないキッチンツールの替え時
キッチンをお気に入りのツールで充実させるのは素敵なことだけど、どんなに高価で高品質なツールでも、時間とともにその性能や効果は少しずつ落ちてしまう。また、長年の使用による劣化や傷、雑菌の繁殖などが、食材や料理に影響してしまうことも。キッチンを清潔でベストな状態に保つためには、買い替えどきを正しく見極めることも重要だ。 【写真】スポンジやふきんは⁈ 定期的に「交換すべき」キッチンツールの替え時 ここでは、定期的に点検しておくべき3つのキッチンツールを、専門家による適切な買い替えのタイミングやメンテナンス方法とともにご紹介。愛用グッズをより大切に使おうという気持ちにもなれそう! ※この記事はDelishからの翻訳をもとに、日本版『ハーパーズ バザー』が編集して掲載しています。
おろし金
おろし金は大根や柑橘類の皮、しょうがやチーズなど、様々な食材を細かく削れる万能ツール。でも、時間とともに刃の切れ味が落ちてしまうのは仕方がない。 おろし金の大手メーカー、マイクロプレイン社によると、レモンの皮をすりおろすことが、切れ味を判断する目安になるそう。刃が鋭ければ乾燥していてふわふわな仕上がりになるが、湿ったペースト状になってしまったら、買い替え時期とのこと。
木製カトラリー
木製カトラリーは、見た目にもオシャレで、キッチンツールのなかでも特に人気の高いアイテム。ただし、無数の小さな穴があいた多孔質の素材なので、特に細菌や汚れが溜まりやすく、かなりデリケートなアイテムでもある...。 食器洗い機に入れたり、水に浸したりなど、長時間水と接触させると、ひびが入ったり割れたりしてしまうことも。できれば5年ごとには新しいアイテムに変えてあげて、傷みがみられれる場合にはそれよりも早く交換することが推奨されている。
まな板
木製でもプラスチック製でも、まな板は消耗品。適切な状態でキープするには、衛生面で細心の注意が必要。ゆがんだり、擦り減っていたり、ひび割れたりしているものは、実は細菌だらけになっている可能性もある。 米国農務省も、過度に摩耗したり洗いにくい溝ができたりしたまな板は、交換するよう推奨している。また、料理プロデューサーのジャスティン・サリヴァンさんによると、傷ができにくいゴム製のものを選ぶのがおすすめとのこと。
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