「STEAM(スティーム)教育」は自分で調べ、探求する学び。将来の自分に役に立つってホント?
まとめ
学校では、これからますます「STEAM教育」の考え方に基づいた授業が行われるようになるでしょう。しかし、「STEAM教育」の考え方に基づいた学習は、学校だけのものではありません。遊びの時間や自宅学習の時間にも、意識してみれば、何かしら学びの機会はあるはずです。 例えば、「何かを疑問に思う→すぐに調べてみる→調べた結果をまとめる」という行動だけでも、とても良い勉強になります。学びたいことのテーマが見つからないという人は、博物館や科学館などで行われるイベントへの参加や、他の学校での事例を見てみると、面白そうなテーマが見つかるかもしれません。 理系・文系のカテゴリーで自分の将来を決めることなく、興味関心の幅を広げ、学びにつなげていきましょう。 [参考資料] 文部科学省「STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進」 文部科学省・国立教育政策研究所「OECD生徒の学習到達度調査 PISA2022のポイント」 兵庫県教育委員会「兵庫型STEAM教育について」 STEAM JAPAN「STEAM教育って?」
日本財団ジャーナル編集部