知事就任3周年記念パーティーは「開催を延期」大阪・吉村知事会見7月27日(全文2)
濃厚接触者の特定は施設ごとでも行わないのか
産経新聞:話は変わるんですけれども、本日の対策本部会議の資料6の1ですかね。濃厚接触者の特定について保健所から濃厚接触者の特定や情報提供を求めないという判断をされたと思うんですけれども、以前、保育所施設などでの特定について、東京なんかでは特定をしないというふうに明言されて、知事のほうがされて、特定をしないような状況になったと思うんですけど、知事は結局、施設ごとに任せているということで、自治体のほうに調べたところ、自治体に応じて、やっている施設もあれば、濃厚接触者の特定をやっている施設もあれば、やっていない施設とか自治体もあるということで、ちょっと地域によってばらばらだったりしたんですけれども、それによって、濃厚接触者特定によって、家族が出勤できないとか、そういうような状況も生じていると思うんですけれども、今回あらためて、知事としてはもう濃厚接触者の特定は施設ごとでもやらないという判断をされるのか、もし呼び掛け等があるんでしたら、ちょっとお話しいただけないでしょうか。 吉村:たぶん、東京都でもやらないっていうのは、保健所としてはやらないにしても、確か報告については求める話でしたかね。確かそうだったと。待機期間は存在するというような取り扱いだったと思います。なので、あとはクラスターが発生した場合にはやるとかですね。それはやっぱりエリアによって違うので、一言に、もう全てやめたというのでは、実は、実態はそうじゃないんだろうというふうに思っています。
基本的にリスト提出を求めない判断を行った
われわれとしても、やはり今感染がこれだけ増えてきてるという中ですから、対応について、今まで、小学校、中学校、幼稚園については、濃厚接触の特定をしたリストを保健所に求めると、提出を求めるということをやっていました。それをやるかどうかは事業者の判断に任せるということをやりましたが、この事業者の提出のリストはもう求めないという判断をしました。これは28日から。資料ありますかね。28日から対応するということになりますので。 ですので、幼稚園での対策がそのまま保育所にも通達としていくことになると思いますから。もちろん、保育所から相談を受ければ別ですけれども、そうじゃないところについては、基本的にもうリストの提出を求めないという判断をしました。ですので、今後はそういう、今までとは、さらにもう判断に任せると。判断に任せるというか、もう保健所は関与しないということになると思います。保健所が関与するのは、支援学校。そこに絞るという判断をいたしました。あとは、施設から相談があった場合には対応する。それ以外は、もう対応はしないという判断です。 産経新聞:ありがとうございます。 吉村:すいません、日にち等についてはまた詳しく、部局に聞いてもらったら答えます。説明します。もう直近で変えたという方向性です。 司会:次にご質問よろしいでしょうか。毎日新聞さん。