知事就任3周年記念パーティーは「開催を延期」大阪・吉村知事会見7月27日(全文2)
HER-SYSの不具合、府内ではどのようなトラブルが?
NHK:NHKの清水です。会議の中であったのですが、昨日のHER-SYSのシステムエラーの関係で今日の感染者数が少しぶれているっていう発言が藤井部長からあったと思うんですけど、大阪府内でどのようなトラブルがあったのかっていうところで知事が把握されている限りで伺いたいのと、今日の感染者数の見通しと、もしそこにどの程度の影響が出てるかっていう見通しが分かれば教えてください。 吉村:一定程度、やはりこのHER-SYSが入力できなかったということで健康観察を含めて、この影響出ているとこういうふうにも聞いています。ただ、登録についても今日は少し少ないということになります。おそらくあしたその分が乗っかってくるということになります。今日は2万1900人程度になります。このあと5時にまた正式に発表いたします。 ですので、その数もちょっとぶれが生じるけど、前週比でいくと同じぐらいの数字になってますけど、急に同じにはなかなかならないので、実態はHER-SYS入力の影響で本日は先週とまたほぼ同じ数字ですけども、たぶんあしたは乗っかってくるだろうと思ってます。だから、なべて見る必要があると思います。 NHK:HER-SYSの入力ができなくて健康観察ができなかったっていうこともあったということですが、特段、容体に影響を与えるような、そういったトラブルとかには生じてないっていうことですか。 吉村:その報告は聞いていません。たぶんないと思います。 NHK:ありがとうございます。 司会:次にご質問は。産経新聞さん。
今月100件以上の高齢者施設でクラスター発生。どう認識しているか
産経新聞:産経新聞の吉国と申します。前回の第6波では高齢者施設でのクラスターというのが非常に多く多発して、死者の増加につながったという見立てをおっしゃって、指摘されていたと思います。今回、7月に入って100件以上の高齢者施設でのクラスターが発生しています。それについて今、現状、知事、どのような認識をお持ちでしょうか。 吉村:やはり高齢者クラスターは起きやすい。起きやすいが故にその対策を強化するということで、あ、大丈夫です。徹底をしてきました。ほかの施設に比べるとやはり高齢者施設というのは今多い状況です。ただ、やはりこれ、対策を取っている効果もありますけど、2月、3月のころと比べると感染者数は今のほうが多いですけども、高齢者、今のクラスター数と、あとクラスター当たりの陽性者数も2月、3月よりは現状少ないという状況です。 ただ、全体の母数が増えてますので、マスが増えていきますから、やはり高齢者施設にウイルスが届く確率は高くなる。なので、より対策を強化する必要があるだろうと思っています。例えば、3日に1回無症状でも職員さんに検査をお願いしますということをやっていますが、あれで800人ぐらいの陽性者見つかってますので、事前に施設にウイルスが持ち込まれるのを防ぐというような効果も、やっぱりさまざまな対策を掛け合わせることで今進めています。数自体は今後も増えるから警戒が必要だと思ってます。 産経新聞:それに関連して、これまで協力医療機関の登録ですとか、先ほどおっしゃった頻回検査ですとか、いろんな対策講じられてきましたけども、そのような効果が出てクラスター1件当たりの感染者数が減っているというふうにみていらっしゃるんでしょうか。 吉村:そういうことです。