藤井恵さんの「老けない食べ方」3か条。“量は少なく、種類は多く”を心がける
いつも若々しい笑顔でおなじみの料理家・藤井恵さん。その「老けない秘密」は日々の食事にあると語ります。ここでは、無理なく続く「老けない食べ方」を3つ伺いました。また、つくっておくと便利な常備菜のレシピもあわせて紹介します。 【写真】免疫力がアップする「低温焼きササミ」
「少しずついろいろなものを食べる」がテーマ
体にいい料理で人気の藤井 恵さん。現在は東京を拠点に長野にも度々訪れ、心と体の健康をキープしているそう。 「長野のいいところは、空気と水。じつは私はアレルギーが多くて、すぐに手や顔に症状が出てしまうんです。それが、長野に行くと改善する。野菜が新鮮なのも、私に合っているのかもしれません」 そんな藤井さんの老けない秘密は、常備菜を使った日々のごはん。 「アレルギーがない食品の方が少ないので、ひとつのものを食べすぎないようにしていて、添加物もNG。免疫力を上げるために、腸内環境がすごく大事で、努力しているところです」 心がけているのは“少しずついろいろなものを食べること”だそう。 「多種多様な食物繊維に発酵食品、タンパク質と緑黄色野菜、年齢的にカルシウムと鉄分もとりたい。そんなとき常備菜があれば、そのままでもアレンジしても、老けないごはんがすぐにつくれます」
常備菜をフル活用!老けない食べ方3か条
今日から実践したい常備菜を使った老けない食べ方を、3つのポイントに分けて教えてもらいました。
●1:タンパク質、食物繊維、ミネラルをしっかりとる
体をつくるタンパク質、腸内環境を整えてくれる食物繊維に加え、不足しがちな鉄分やカルシウムなどのミネラルをとるように。さらに発酵食品をプラスして、免疫力アップをサポート。
●2:塩分は控えめを心がける
年齢とともに血圧も上がりやすくなるので、塩分控えめは必須。このあと紹介するシンプル常備菜は、薄く塩味をつけたものが多いので、あとから余分な塩をたさずにおいしくいただけます。
●3:いろいろなものを少しずつ食べる
どんなに体によいものでも、そればかりでは偏ってしまうので、いろいろな種類の食品=栄養素をとることが大切。常備菜があれば、少しずついろいろなものを手軽に摂取できます。
ゆでるだけ!あると助かる常備菜
毎日食べたいよりすぐりの食材は、すぐに食べられる状態でストック。そのままはもちろん、さまざまな料理に活躍します。 ※材料はすべてつくりやすい分量。どれも冷蔵で3~4日保存可能。