クビ目前!? プレミアリーグ、今冬の放出候補10人。理由は様々…。現所属クラブで苦しむ実力者たち
DF:ベン・チルウェル(イングランド代表)
生年月日:1996年12月21日 所属クラブ:チェルシー 今季リーグ成績:0試合0得点0アシスト エンツォ・マレスカ体制のチェルシーで最も屈辱的な扱いを受けているのはベン・チルウェルで間違いないだろう。昨夏に後輩選手への面倒見の良さから副キャプテンに就任した同選手だが、今季は公式戦での出場が1試合に留まっている。 チルウェルはレスター時代から怪我が多い選手で知られるが、拍車をかけて離脱が目立つようになったのは、2021/22シーズンに負った膝の前十字靭帯断裂の大怪我以降だろう。 それからハムストリングや膝の怪我を繰り返すようになり、副キャプテンに就任した昨季はプレミアリーグで13試合にしか出場することができなかった。 彼が離脱をしている間に一時は評価が下がっていたマルク・ククレジャが台頭すると、チェルシーの左サイドバック(SB)のポジションは彼のものに。現在は彼を1番手に、本職は右SBのマロ・ギュストとユーティリティー性を持つレナト・ベイガが同ポジションで出場しており、チルウェルの名前がスタメンリストに載ることはない。 今季はプレミアリーグの登録メンバーには入っているが、ターンオーバー要員で臨むUEFAカンファレンスリーグ(ECL)ではメンバーから外れており、出場機会はカラバオ・カップ1試合しかない。ベンチ入りもその1試合のみと構想外であることは明確で、冬にも新天地を探すことになるだろう。
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