奈緒のホラー初体験 もしかして事故物件に惹かれてた?
大好きなプロレス 女優の仕事との共通点感じる
- プロレスファンでもいらっしゃるとか 奈緒 はい。黒潮“イケメン”二郎選手の試合、WRESTLE-1(レッスルワン=4月に活動停止)にいらっしゃったときよく観戦に行かせていただいて。初めはお仕事の関係で見学に行かせていただいただけなのに、気づいたら自分がすごく声を出して応援していて。すごく心が動かされている自分に気づいたんです。魅せる、魅せられるっていう。それは女優の仕事にも通じるところがあって、こういうふうになりたい、こんなふうに気持ちを動かせる人になりたい、と。戦っているんだけどお互いをリスペクトし合っている選手の皆さんの関係性とか、そういうプロレスのひとつひとつが好きです。WRESTLE-1応援していたときは、他の団体に行くのは「浮気だ」と思って行けなかったんですけど(笑)、今後は大日本プロレスや新日本プロレスにも観に行きたいですね。そしてWRESTLE-1には復活してほしいなと、心から思っています。
ちょっと変わった作りの部屋にあこがれて
- 映画「事故物件 恐い間取り」は、ホラー映画で怖さを見せることに定評のある中田秀夫監督ですが、芝居の現場的にはいかがですか 奈緒 私は本格的なホラー映画は初めてですが、たとえば表情についても、いま怖いと感じているレベルが4だとすれば8にして欲しいとか、数値化してわかりやすく演出してくださるんですよ。CGも入ってくるので、わずかの間とかタイミングを綿密につめて演出してくださって。演出部と俳優部の関係がものすごく密で一体感のある現場で、不安なく撮影を終えることができました。 - 主演の亀梨和也さんとのコンビネーションはどうでしょう 奈緒 どんな方なんだろうと少し緊張して初めてのリハーサルに入ったんですけど、最初お会いしたときからすごくお話をしやすくて。亀梨さんはお笑い芸人さん役ということもあってか現場でたくさん笑わせてくださって、すごく明るくて、撮影自体なごやかな空気で進んでいましたし、瀬戸康史さんと3人のシーンなんてずっと笑っていた記憶しかないですね。それと、ホラーって結構体力使うんだなって。体力勝負なところがあって、そういうシーンもすごく心遣いをくださって、「大丈夫?」とか亀梨さんこそ大変なのに声かけてくださったり、すごくいいムードで撮影できました。 - ご自身は事故物件と縁はないですよね 奈緒 はい(笑)。ただ、間取りは好きでよくネットなどで見ます。ちょっと変わったおうちとかデザイナーズマンションをまとめているサイトもあるので。私、ドアを開けるとすぐ階段があるとか、少し変わった作りになっているお部屋にあこがれた時期があって。今回の映画で、不自然に壁の色が塗られていたりすると事故物件の可能性があるとか知って、もしかしたら私がいままで惹かれていた物件の中には事故物件があったかも、なんて思います。