「次の波にはもう乗らないんだとの心構えで」小池都知事会見10月28日(本文)※冒頭発言のみ
東京都の小池百合子知事は28日午後、都庁で記者会見を行った。 ※小池知事の冒頭発言のみ書き起こしています。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年10月28日) ◇ ◇
ぜひ速やかなワクチン接種を
小池:じゃあ始めましょうか。よろしくお願いします。今日は4点、私のほうからお伝えをいたします。まずコロナです。だいぶ寒い日が続くようになりました。以前からインフルエンザとのツインデミックが心配されるということを申し上げていますが、きのうもモニタリングのあとでお伝えしましたように、まずは私たち1人1人が次の波、これまで第7波だったのが第8波、来るかもしれないという、次の波にはもう乗らないんだとの心構えでしっかりと対策をする。そしてこの冬をアクティブに過ごしていく。このことをお伝えしたいと思います。 ポイントは3つあります。攻め・守り・備え。最初の攻めですけれども、早期のワクチン接種であります。オミクロン株対応のワクチンですが、従来型のワクチンを上回る効果が期待できるというふうにされております。そして都の大規模接種会場では予約なしで接種が可能となっておりますし、また11月に入りますと森ビルさんと港区とも連携しまして、虎ノ門ヒルズ内に臨時の接種会場を設置すると。今、ご覧のようなところが都の大規模接種会場になっております。旅行、また飲食などを含めて安心して社会経済活動を行うためにも、ぜひ速やかな接種をお願いする。
検査キットや解熱鎮痛薬、食料品などの準備を
そして都はワクチン接種を進めるために、TOKYOワクションアプリを展開いたしております。接種記録をアプリに登録していただきますと、さまざまな特典が受けられまして、例えば今回、3回目以上の接種をいっそう促進するために、新たな特典の応募受け付けも開始します。そして今回も都庁の各局から、ご覧のような特典を提供することといたしております。海の森の水上競技場でヨガレッスンを受けるとか、それからトマーシュ・ネトピル&読売日本交響楽団招待券などなど、いろいろありまして、これまでもワクションアプリでやっております中には、パンダの観覧などと、すごく倍率高かったんですね。それから、テラダモケイの模型ですね、ミニチュア。あれの都営バス編とか、都電編なんていうの、すごい人気だった。ですから、お食事を楽しむその前にワクチンを接種、そしてこのワクチンアプリを活用していただくということで、それでアクティブに過ごしていきましょうということです。 今日の17時から、5時から、福祉保健局のホームページで受け付けますので、特に、「ただいま東京プラス」を利用する際の証明としても使えますので、ぜひワクチンの接種を進めていただく。そしてTOKYOワクションにご登録をいただきたいということです。 次、守りですけれども、ご自身での感染防止対策の徹底をお願いします。冬でもお部屋の換気を忘れずにお願いします。特に混雑した場所などではマスクを着用。そして体調が悪いときには、イベントなど参加を控えるということであります。 そして備えですけれども、もう読んで字のごとしで、備蓄をすると。何を備蓄するかというと、万が一、発熱したときのための検査キットや、今、OTCで買えますね。そして解熱鎮痛薬、食料品などの準備をしておいていただければと思います。ご自宅に準備しておくもので安心なもの、またコロナとインフルエンザのワクチンについて分かりやすくリーフレットにまとめております。これちょっと拡大したものですけれども、ホームページにも記載して掲載がありますから、検査キット、解熱鎮痛薬、体温計、それからトイレットペーパーも、普通、防災でも同じことかもしれません。こういったこと、食料品はどうする、コロナワクチン、インフルエンザワクチン、それぞれいろんな項目がありますので、ご参考にしていただければと思います。 いずれにしましても私たち1人1人がしっかりと対策を行う、準備を行う。そしてこの冬を迎えるということが大切でございますので、引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます。これが1点目であります。