Jアラート聞こえたら「すぐ逃げる、離れる、隠れる」小池都知事会見11月18日(本文1)
冬でも意識して換気を
地元の自治体と連携しまして、駅近でかつ予約なしで接種できる臨時の接種会場、4カ所設置をいたします。錦糸町、金町、国立、南大沢ということでありますが、高齢者施設、そして障害者施設に対してはワクチンバス、こちらから出向くんですけど、これ、とても皆さんご活用いただいてます。これをフル活用しまして重点的に接種を進めております。このワクチン接種も、ご自身だけでなくて多くの方の命を守ることにもつながりますし、これまで感染したから大丈夫っていうのではなくて、抗体がどれぐらいになってるかということにも関わってきますので、ぜひ速やかな接種をお願いいたします。 2つ目のポイントが守りです。感染防止対策。冬でも意識して換気をお願いいたします。せっかく部屋が暖まったのにということもありますでしょうが、換気をよくするということがポイントです。会食の際は対策を徹底している認証店をお選びください。今年度あらためて各店舗の点検を終えたお店には、この黄色い、もうおなじみになりましたけども、このマークのところに、新しく張り替えまして、このR4というマークに変わります。点検済証を交付しているので、これを目印にして、またしっかりと対応してるんだなと、そういうお店なんだなということを確認していただければと思います。
攻めと守りと備え、この3本柱をベースに
それから3つ目が備え、備蓄であります。熱が出たときのために、医薬品、食料品など用意しておいてください。また、相談窓口や診察の流れもあらかじめ確認していただければと思います。もし熱が出たら、じゃあどうすればいいのかという疑問には、分かりやすくするためのリーフレットを作成いたしております。こちら、緑色のが重症化リスクの高い方、小学生以下のお子さんに対しての、どうすればいいかということが書かれておりまして、この皆さんは発熱外来を受診していただきたい。それからリスクの低い方、こちらのほうは症状が軽い方。ご自身で、検査キットで検査をしていただきたい。そのキットは薬局などで今、購入できます。受診を迷った際には発熱相談センターなどをご利用いただいて。これらはまたホームページからダウンロードできますし、それぞれの機関にお配りもしております。攻めと守りと、そして備えですね。この3つの柱をベースに、どうぞアクティブな冬をお過ごしいただきたいと思います。ご協力よろしくお願いをいたします。 3点目です。先ほど、1時からエネルギー等対策本部の開催をいたしました。あらためてお知らせをいたします。先日、私自身、出席いたしましたCOPで都の気候変動対策の構想をお示しいたしました。ダイナミックに、今、変革が続いている世界の中で、脱炭素に向けてリードしていく。そのために本日開きました対策本部では、都が今後強力に進めるべき取り組みを確認したところです。 この冬、12月1日から3月31日までを冬のHTT推進期間と設定いたします。都民、事業者の皆さま方には節電などのご協力をお願いいたします。特に分かりやすく申し上げますと、ここをずっと太い血管が通っている。この首ですね。手首ですね。足首。この首のところを温めると防寒効果が高いといわれております。都自らも、今日、私もこういうタートルネックを着ておりますけれども、タートルネックとかスカーフなどを活用して、要はここを温めると体感温度が違うんですね。それによって皆さま自身暖かく感じて、風邪ひきなどにならないためにも、また、節電ということにもここがつながっていきます。要は、クールビズの冬版はウォームビズでありますので、こういったウォームビズを推奨して冬の節電を都としても率先してまいります。それから対策本部においては、環境確保条例改正に伴います支援策、そして都民生活への支援、東京の経済を守る取り組みの強化なども取りまとめをいたしました。今後、議会の賛同をいただきながら取り組みを加速してまいります。