Jアラート発出時は「落ち着いて直ちに行動を」小池都知事会見11月4日(本文)※冒頭発言のみ
東京都の小池百合子知事は4日午後、都庁で記者会見を行った。 ※小池知事の冒頭発言のみ書き起こしています。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年11月4日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年11月4日) ◇ ◇
弾道ミサイルは発射後わずか10分も掛からないうちに到達
NHK:ではよろしくお願いします。知事からお願いします。 小池:今日はモニタリング会議ございましたので、後ほどコロナのところで、課題で、先生方にお手伝いいただくことといたします。その前に今日は、きのうの北朝鮮の弾道ミサイルの発射でJアラートが何度か鳴っておりますので、その点についてまず冒頭、こちらのほうを持ち上げたいと思います。きのうも北朝鮮の弾道ミサイルが発射、そして宮城、山形、新潟でJアラートが発出されたわけです。こうした中で何が大切かっていうと、言うまでもありません、都民の命、財産を守るという取り組みです。弾道ミサイルは発射からわずか10分も掛からないうちに到達するんですね。ですからJアラートが鳴ったといったら、まず落ち着いて直ちに行動すると。ここポイントです。 3つあります。屋外の場合は近くの建物、できれば頑丈な建物の中、そして地下に避難をしてください。建物がないという場合は物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を、頭を守ってください。屋内におられる場合は窓から離れるか、もしくは窓がない部屋のほうに移動をしてください。以上の3点、ぜひJアラート、イコール3点ということで覚えていただければと思います。ご協力よろしくお願いします。
入院患者数は2週間連続で増加
それではコロナについてでございます。先ほどモニタリング会議、106回になりました。会議に出席をされた上田先生、猪口先生、この会見にも参加していただいてるところでございます。今週のまとめ、はい、2人映っております。今週のまとめでありますが、感染状況、医療提供体制、先週と変わらず共に黄色。そしてポイントは、先生方から新規陽性者は増加している、今後の急激な増加に注意を払う必要がありと。入院患者数は2週間連続しての増加となっているというご報告をいただきました。 さらに今週の分析シートからオミクロン株の対応ワクチンの接種率が示されて、一番下のところ、紫で囲っておるところです。これ、現在の接種率は都内、5.9%でございます。皆さん自身の健康を守ることになります。社会経済活動を動かしていくためにもなります。最大の武器としてのワクチン接種、私も今週火曜日にオミクロン株対応ワクチンで5回目の接種を行いました。私はこれまで一度も副反応なり、痛くなることはあるんですけど、なんなんでしょうか、本当にありがたいことに熱が出たとか、そういうのはなぜかないんですね。ぜひ皆さんもこのワクチン、今回、従来型を上回る効果が期待できますので接種をお済ませください。 対象者ですが、1、2回目の接種を終えた12歳以上の方。接種間隔が今回3カ月に短縮されております。よって7月、8月に接種を受けた方を含めまして、現時点で対象となるのは都内で約900万人の方。そして年末までには、ほぼ全ての方が接種対象となりますので、多くの方に早く接種をしていただきたい。そのため都はさまざまな接種促進、その取り組みを行っております。そして高齢者施設、障害者施設に対しましては接種の時期の前倒しを働き掛けまして、ワクチンバス、幾つもの、先方に行ってワクチンを打つワクチンバスを重点的に派遣しまして接種を確実に進めてまいります。 また、虎ノ門ヒルズ内には本日含めまして4日間、臨時の接種会場を設置いたします。本日は19時まで受け付けております。金曜日でございますのでね。金曜日は、金曜、土曜と、このところ増えてきて、接種を受けられる方は副反応もちゃんと計算して合理的な反応といいましょうか、対策を進められるということでしょうか。今日は19時までの受け付けとなっておりますので、お近くの方、虎ノ門ヒルズです。ぜひお越しください。