愛知県・大村知事が定例会見6月7日(全文1)中部空港などで自動運転の実証実験
愛知県の大村秀章知事は7日午前、定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「愛知県・大村知事が会見 歯科医師によるワクチン摂取が開始(2021年6月7日)」に対応しております。 【動画】愛知県・大村知事が会見 歯科医師によるワクチン摂取が開始(2021年6月7日) ◇ ◇
6月のあいちの花はドラセナ
大村:それでは皆さん、おはようございます。6月7日月曜日の定例会見を始めさせていただきます。バックボードは緊急事態宣言ということでございます。そして今月のあいちの花、月初めであります。6月のあいちの花はドラセナです。またあとでご覧いただきたいと思いますが。これ、ドラセナはご自宅、オフィスのインテリアや贈り物として人気の高い観葉植物です。緑色の美しい葉が特徴で、白や赤い色、赤のしま模様が入ったものがありまして、いろいろな品種があります。本日は一般社団法人日本ハンギングバスケット協会愛知県支部の方に、黄緑色のストライプが鮮やかなサンデリアーナ、サンデリアーナをはじめ5種のドラセナを用いて寄せ植えを作っていただきました。今日から2週間程度、この作品を本庁舎玄関横に、正面玄関横に展示します。 県内の産地は田原市が84.2%、安城が6%とこういうことで圧倒的に田原が多いんですね。全国シェアでは愛知県が37.1%、静岡が15.5%、三重が11.2%。愛知県が圧倒的に高いということでございます。産地である田原、安城の庁舎、それから中部空港、豊橋コンコースでもドラセナを展示しますのでよろしくお願いをいたします。
3か所で自動運転の実証実験
それでは、今日の発表事項は1点でございます。ちょっと今日はこの自動運転の実証実験、だいぶ中身、やっぱり年を追うに従ってだんだん中身が濃くなってきてるなというふうに思いますが、発表資料をご覧いただきながらお聞きをいただきたいと思います。愛知県では全国に先駆けて2016年度から自動運転の実証実験を開始し、これまで遠隔監視等の自動走行の技術に加え、商用5G、AR等を掛け合わせ、自動運転によるビジネスモデルの構築を進めてきました。今年度はこれまでの取り組みをさらに推し進め、交通事業者が実運行で再現可能かつ持続可能なビジネスモデルの構築を目指し、県内の3地域で実証実験を行います。 実施地域はショーケースモデルの常滑市。中部空港ですね。中部国際空港。そして集客施設モデルの長久手市。これはモリコロパーク、万博、ジブリパークということですね。そして都心モデルの名古屋市。これは名古屋の鶴舞。鶴舞公園周辺と。ステーションAiもつくりますのでね。ということでございます。 そしてまずショーケースモデルの常滑市では中部国際空港島で、「公道と空港制限エリアの同時運行・管理」をテーマとして、貨物地区と空港制限エリアの2ルートを1カ所の遠隔席から一元管理し、2台の自動運転バスを同時運行いたします。また、24時間の運行を想定して、これまでの日中だけでなく早朝から深夜に及ぶ時間帯での運行を行います。さらにはAIを活用した映像解析により、遠隔監視のモニター画面へ危険箇所を知らせる技術の導入や、路側にセンサーを設置することで、さらなる安心・安全な運行を実現しますということでございまして。 資料の1ページをご覧いただきたいと思いますが、この下の表を、この表の3つ並んでおりますが、まずショーケースというとこで、常滑、中部国際空港島、公道と閉鎖空間。実施ルートとしては第1旅客ターミナルビルと貨物地区。これは公道。そして第1旅客ターミナルビルと第2ターミナルビル。空港制限エリア。ここを自動運転で同時に動くということでございます。一元管理し、早朝・深夜の運行もし、映像解析、路側センサー、信号協調、磁気マーカの活用ということでございます。早朝・深夜って、これは交通事業者が実運行で再現、これは言いましたね。ショーケースモデルは公道と閉鎖空間の2ルートを1カ所の遠隔席からの一元管理。で、早朝の5時から深夜23時までの運行を行うということでございます。